ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

秘密基地

物騒なタイトルですが、中身は違います。

昭和40年前後生まれのわたしが小さい頃は自宅の周辺に竹やぶがたくさんありました。いまは造成されて家が建ってますけど。

竹やぶは遊び場でもありました。なにをして遊んだかというと、秘密基地を作ったりしました。

まあそのへんに落ちている木の枝や竹を組んで屋根らしきものを作るわけです。使いふるしのトタンなどがあれば上にのせたりします。雨露がしのげれば立派な基地になります。

この遊びのいいところは何人かでいっしょにやるところです。基地のありかはメンバーだけの内緒です。こういう共犯関係も友達との結びつきをつよくします。

ばあいによっては上下の学年と複数であそぶこともありました。秘密基地はこどもが社会性を身につける場でもあったのです。

携帯できるゲーム全盛の時代、秘密基地にはもうお目にかかれないかもしれません。

春っぽい景色

3月になりました。

この季節、まだまだ寒いですが、天気のいい日はなんか春っぽいなと思えます。

春っぽい景色とはなんだろな、と考えてみました。

おそらく冬に比べて太陽の高度が上がることが関係しているような気がします。太陽光線があたる角度が高くなってくるので景色の見え方が変わってくるのではないかという気がします。

日もだいぶ長くなってきました。周囲の山々の雪もすこしずつとけてきました。はやく春にならないかなあ。

すいません

タバコのことじゃないですよ。

さっき社内メールで連絡がきたのですが、最後に「すいません」と書いてありました。

それじゃ謝罪になってないでしょう、と思うんですが。

社内メールとか公式な場で「すいません」は違和感あります。なんで「すみません」と言えないかなあ。

けっこう「すいません」をよく見かけます。正式な言い方だと思っている人も多いということでしょうか。

林家三平さんは「どうもすいません」が口癖というかギャグだったですけど、そんなことも影響しているんでしょうか。

がっかり

本屋で本を買ったら928円でした。小銭入れをみたら1円玉や5円玉がたくさんあったので小銭で払おうと思って数えたら927円でした。本屋で値切るわけにもいかず、千円札を出しました。

こういうことってたまにありますよね。ささやかながっかり。

これが小銭で928円を払えていたら、1日幸せな気分になったところでしょう。だからといってなにか儲かったりしたわけではないのですが。

また、その反対にささやかながっかりだからといってとくに実害があったわけではないんですが、なんか1日気分わるい。

これが帳消しになるささやかな幸せなことがなんかないかなあ。

流行歌

いまテレビの歌番組を見ていてふと思いました。

むかしはたくさん歌番組がありました。ベストテン形式の番組もありました。

ベストテンの1位になるような曲は老若男女誰でも知ってました。世の中で流行歌が共有されてました。

いまはどうでしょうか。

CDチャートの1位になったとかいってもあんまりしらない曲が多いです。AKBの曲が1位になったとかいわれてもピンときません。

国民的ヒット曲というのが存在しなくなってしまいました。

最近の歌番組は過去のヒット曲を振り返る番組が多いような気がします。国民的ヒット曲だから、視聴者が共有できるからだろうと思います。いま見てる番組もそうです。美川憲一さんなんかが「さそり座の女」を歌ってます。

なんでかというと、現在は国民的ヒット曲が生まれないわけで、結果としていまのヒット曲で構成する歌番組もつくりにくいわけです。なので、過去の財産に頼らざるをえないということでしょう。

で、考えました。現在はまだ過去の財産があって、なんとか歌番組が成立するけど、20年もたったら過去の財産もなくなってしまい、歌番組自体が成立しなくなるおそれが出てくるのではないでしょうか。

そうなってしまったらなんかさびしいですね。おじさんだからそう思うのかなあ。

ウイスキー

そんなに高いのは飲みませんが、たまに買います。

おまけでグラスが付いていると、つい手が伸びてしまいます。ビールなんかもそうですねえ。

グラスはけっこう使ってます。そのうち割れたりしますが、それでもまだ段ボール1箱くらいたまっているかなあ。

オマケの威力ってすごいですよねえ。なんか既視感があると思ったら、10年ほど前にミニチュアカーのオマケが付いた缶コーヒーをよく買っていたことに思い当たりました。

ミニチュアカーは1シリーズに数台ずつ出るので、どうしても全部集めたくなってしまうんですよねえ。2缶でオマケ1個というのもありました。

いまでもミニチュアカーは残ってます。ざっと数万円は缶コーヒーに投じたかもしれません。

缶コーヒーって、とくにおいしいとも思わないんですけどね。

こういう収集癖って、さかのぼると仮面ライダーカードとかが発端なんだろうなと思います。いくつになっても癖だから直らないんですよね。おそらく。

べっぴんさん その2

m160.hatenablog.com

前にNHKの「べっぴんさん」について書きました。

1年前の「あさが来た」みたいなテコ入れ策がない、と書いたのですが、その後、展開してました。

主人公の子どもの代を軸にストーリーが進んでいるのです。主人公と子どもの関係性も出てきますが、どちらかというと主人公そっちのけで話が進んでます。「あさが来た」のテコ入れと同じようなことをやってるんでしょうが、なんか「べっぴんさん」のほうは違和感があります。

主人公も子どもができればそれについていろいろとあるのは、そりゃそうでしょう。でも、本筋はあくまで洋服作りの仕事に関してのはずです。そっちのほうはもういいのでしょうか。もう2月なかばだし、これから3月末に向けてどうなっていくんでしょうね。

なんとなく眺めてるだけの視聴者ですが、子どものあれこれはスピンオフ企画でやったら、などと思ってしまいます。