ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

ストレスチェック

なんか法律で義務化されたとかで、先日、勤め先でやりました。

記入していてなんかいやーな気持ちになりました。

ふだんなら忙しくてあんまり気にしないことでも、記入するためにあらためて見つめ直してみると、いろいろあるなあ、と思いつきます。気付かなくてもいいことに気付いてしまうというか。

記入しているうちになんか陰鬱な気持ちになりました。自分の精神状態があんまりよくないこともわかりました。

チェックに記入してかえって精神状態が悪くなってしまう人も多いんじゃないかという気がします。なんらかの役に立っていたらいいんですけどね。

地域デビュー

定年後の男性が近所に顔を出して活動することを「地域デビュー」と言うんだそうです。

わたしの地域デビューは定年後ではなく、在職時にやってきました。転勤族でしたが、数年前に実家に家族で戻り、母親と同居することになったのがデビューです。

大学に入って実家を離れたので30年ぶりくらいで実家に住むことになったわけです。

デビューの第一弾は自治会です。生まれ育ったまちなので、近所には顔なじみが多いのですが、ちょっと離れたところの人は顔も名前もわかりません。いまでもそうですけど。自治会では、夏祭りとかイベントがあるのでその準備委員などもやりました。

次は子ども会です。やはり、夏に魚とり大会などがあります。町内は新興住宅地も増えており、顔を知らない人と準備をします。

寺の檀家(だんか)の寄り合いと、農地を持っている関係で農業組合もあります。

都市化してきたとはいえ、地縁血縁の濃い田舎まちなので、子ども会以外は、正月に一杯飲みの新年会がいまだにあります。

地縁血縁というのはうっとうしいところもあるけれど、いいところもあるなあ、というのが実感です。もともと生まれ育ったまちなので、そんなに抵抗がないのもあるのでしょうね。

秘密基地

物騒なタイトルですが、中身は違います。

昭和40年前後生まれのわたしが小さい頃は自宅の周辺に竹やぶがたくさんありました。いまは造成されて家が建ってますけど。

竹やぶは遊び場でもありました。なにをして遊んだかというと、秘密基地を作ったりしました。

まあそのへんに落ちている木の枝や竹を組んで屋根らしきものを作るわけです。使いふるしのトタンなどがあれば上にのせたりします。雨露がしのげれば立派な基地になります。

この遊びのいいところは何人かでいっしょにやるところです。基地のありかはメンバーだけの内緒です。こういう共犯関係も友達との結びつきをつよくします。

ばあいによっては上下の学年と複数であそぶこともありました。秘密基地はこどもが社会性を身につける場でもあったのです。

携帯できるゲーム全盛の時代、秘密基地にはもうお目にかかれないかもしれません。

春っぽい景色

3月になりました。

この季節、まだまだ寒いですが、天気のいい日はなんか春っぽいなと思えます。

春っぽい景色とはなんだろな、と考えてみました。

おそらく冬に比べて太陽の高度が上がることが関係しているような気がします。太陽光線があたる角度が高くなってくるので景色の見え方が変わってくるのではないかという気がします。

日もだいぶ長くなってきました。周囲の山々の雪もすこしずつとけてきました。はやく春にならないかなあ。

すいません

タバコのことじゃないですよ。

さっき社内メールで連絡がきたのですが、最後に「すいません」と書いてありました。

それじゃ謝罪になってないでしょう、と思うんですが。

社内メールとか公式な場で「すいません」は違和感あります。なんで「すみません」と言えないかなあ。

けっこう「すいません」をよく見かけます。正式な言い方だと思っている人も多いということでしょうか。

林家三平さんは「どうもすいません」が口癖というかギャグだったですけど、そんなことも影響しているんでしょうか。

がっかり

本屋で本を買ったら928円でした。小銭入れをみたら1円玉や5円玉がたくさんあったので小銭で払おうと思って数えたら927円でした。本屋で値切るわけにもいかず、千円札を出しました。

こういうことってたまにありますよね。ささやかながっかり。

これが小銭で928円を払えていたら、1日幸せな気分になったところでしょう。だからといってなにか儲かったりしたわけではないのですが。

また、その反対にささやかながっかりだからといってとくに実害があったわけではないんですが、なんか1日気分わるい。

これが帳消しになるささやかな幸せなことがなんかないかなあ。

流行歌

いまテレビの歌番組を見ていてふと思いました。

むかしはたくさん歌番組がありました。ベストテン形式の番組もありました。

ベストテンの1位になるような曲は老若男女誰でも知ってました。世の中で流行歌が共有されてました。

いまはどうでしょうか。

CDチャートの1位になったとかいってもあんまりしらない曲が多いです。AKBの曲が1位になったとかいわれてもピンときません。

国民的ヒット曲というのが存在しなくなってしまいました。

最近の歌番組は過去のヒット曲を振り返る番組が多いような気がします。国民的ヒット曲だから、視聴者が共有できるからだろうと思います。いま見てる番組もそうです。美川憲一さんなんかが「さそり座の女」を歌ってます。

なんでかというと、現在は国民的ヒット曲が生まれないわけで、結果としていまのヒット曲で構成する歌番組もつくりにくいわけです。なので、過去の財産に頼らざるをえないということでしょう。

で、考えました。現在はまだ過去の財産があって、なんとか歌番組が成立するけど、20年もたったら過去の財産もなくなってしまい、歌番組自体が成立しなくなるおそれが出てくるのではないでしょうか。

そうなってしまったらなんかさびしいですね。おじさんだからそう思うのかなあ。