ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

雑煮

今年もよろしくおねがいします。

うちの雑煮はもちを焼きません。出汁もみそではなく、しょうゆのすまし汁です。

もちは汁の熱で煮ていくので、時間がたつともちがとけていきます。とけでたもちで汁が多少、ねばり気をもつことになります。

この汁を最後まで有効活用できないかと考えてみました。

カレーうどんです。前にも紹介した、レトルトカレーを使った「なんちゃってカレーうどん」にしてみました。

汁はそばつゆやうどんだしなどで多少味をととのえます。きざんだ油揚げなどを入れ、あとはレトルトカレーをぶち込んで煮込むだけです。カレー粉もすこし入れると大人の味になります。

今朝さっそく作ってみたら子どもたちに好評でした。おいしかったらしく、サムズアップのサインも出ました。

とけたもちで汁にとろみがついているところもいいのかもしれませんね。またつくってみよう。

長縄跳び その2

前にこんなエントリを書きました。

長縄跳び - ぼちぼち そこそこ

それの続きです。

次男は市内大会に出場して入賞の一歩手前までいったらしいです。ただ、事前の練習時に友達から「跳ぶタイミングが遅い」などと言われたことがあとから判明し、なんとなく次男が長縄跳びを嫌がっていた理由がわかりました。

というようなことを妻と食卓で話していたら、思わぬ人物が話の輪に入ってきました。

長男です。

長男は「長縄跳びはよくない。失敗した個人が責められるから」と、私が前のエントリで書いたのとほぼ同様のことを言いました。実際には「クソ」とか汚い言葉を使ってましたが(笑)。

私は「団体競技という点では野球とかサッカーも同じだろう」と返しました。

長男は「野球とかはクラブでやりたいやつがやっているのだからそれはかまわない。長縄跳びはやりたくもない者もやらされるし、同じクラスだというだけで一緒にやりたくないメンバーともチームを組まなければいけない。それがよくない」と答えました。

ふだんあまり口数が多いほうでない長男がこれだけ話すのはよほどのことです。よほど小学校のときに長縄跳びに参加したことがモヤモヤしてたんだろうなと思いました。

私は、自分が長男とほぼ同意見だということや、モヤモヤを言葉にして外に出したのはよかったということを長男に告げました。

すこし子どもとコミュニケーションがとれた感じがしました。と同時に、けっこう皆が同じようなことを感じているんだなと思いました。

しもやけ

先日、靴下をはこうと思って右足を見たら、中指に赤い発疹ができていました。発疹をみつけて「おお、とうとうこの季節がやってきたか」と思わずにいられませんでした。

しもやけです。毎年、冬になると足の指やかかとなどあちらこちらにできて、とてもかゆいのです。

昨季はとくにひどかった。いつもは自家用車で通勤しているのですが、大雪のために数日、電車で通いました。駅と勤め先の間を雪の中、長靴で歩きます。これがこたえました。足の裏が真っ赤になって、それはかゆい。

でも春になってくると、かゆみもおさまり、発疹がかさぶたに変わります。暖かくなると、そのかさぶたがとれて、私の冬が終わるというわけです。

ビタミン不足とか原因はいろいろあるんでしょうが、根治することは不可能です。まあ、かゆい程度なので、がまんしましょう。

スーパーマーケット

近所のスーパーマーケットで買い物をしていてあることに気づきました。

その店はレジ側からみると、向かって左に青果や野菜、鮮魚、肉などの売り場があり、右側は総菜などです。レジからみて右側から買い回ることもできますが、入り口が左側に近いので、たいていの人は青果などから買い回ることになります。

別の資本のスーパーもだいたい同じ並びになっています。

別の地元スーパーは反対にレジからみて右が青果・野菜なのですが、このスーパーは売り場への入り口が決まっており、青果・野菜側からしか入れないようになっています。

各店とも明らかに青果・野菜から買い回るように売り場が構成されていると考えられます。

これは人間工学的になにか理由があるのでしょうか。

ちょっと考えてみましたが、客は新鮮な材料を求めてスーパーへ出向くわけで、多くが野菜や魚、肉などの一次産品をまず買い求めようとするのでしょう。目的の品を買うことで物欲が刺激され「ついでにこれも買っておこう」となって消費意欲を喚起するからではないでしょうか。

自分の行動からみた推測なので、なんとも言えませんが。

断酒 その2

昨夜は断酒2日目でした。

8時前に帰宅し、夕食をとりました。もちろん飲みません。いつもは2時間近くだらだらと飲み食いするのですが、15分くらいで夕食は終わりました。

さすがに寝るわけにもいきません。テレビを見たいわけでもないし、仕方なく楽器の練習をしました。

夜、酒を飲まないと案外時間があるということがわかりました。逆に言うと、いままで相当な時間を酒で浪費してきたことになります。

まあ仕方ないですが。

10時ごろに寝ました。酔っ払ってないので、なかなか寝付けないというのもありますが、そのうち眠りにつきました。

朝起きたときに前夜の酒が残っていないのもなんだか爽快です。

いいことずくめの断酒ですが、さすがに年末年始は飲みますよ。これは妻にも宣言してます。

年始が過ぎたらまた断酒するかも。平日は断酒して、週末だけ飲むのを原則にしてもいいかもしれません。

断酒

体調が悪かったり、病院の検査を控えていたりした場合を除き、たぶん20年くらい毎夜に酒を欠かしたことがないかと思うのですが、思い立って断酒することにしました。昨夜、1日目が終わりました。

さいきん飲み過ぎる日が多く、翌日に酒が残ることが多かったので、「これではまずい」と思っていました。酔って階段を踏み外したこともありました。私と同じように妻も考えていたらしく、賛成してくれました。

夕食は酒を飲まないので、ご飯をすこしだけ食べました。なんか座りがわるい感じがしました。

10時ごろに就寝したんですが、酔っ払っていないせいか、なかなか寝付けませんでした。

朝起きて体重を計ってみると、だいぶ減っていました。こういうところにも効果が表れているのかもしれません。

ただ、正月なども控えているからずっと断酒というわけにもいかないと思います。

とりあえず、1日だけでも飲まなくていられた、というのが、自分としてはうれしい。やればできるのかも。

 

長縄跳び

小6の次男が浮かぬ表情をしています。こんどある長縄跳びの大会がいやなんだそうです。

クラスで1人ずつ順番に跳んでいき、跳んだ回数を競うやつです。校内で勝ち抜くと市内大会に出場でき、体育の時間に練習を続けているとのことです。

たしかに全員でやっていい成績がでれば達成感はあるでしょう。クラスで一体感も生まれるだろうし、ある種の教育的効果が見込めるのはわかります。

でも人間がやることだから、誰かは失敗します。クラスの記録はその失敗で止まります。失敗者は責めを受けることになります。

そんなことはわかりきっているので、学校側も「失敗者を責めるのはやめよう」と事前に指導しているらしいです。

しかし、学校側の思惑通りに事が運ぶとはとうてい思えません。失敗した子どもは心に傷を負うことにならないでしょうか。

まあ団体スポーツはみな同じ構造を抱えていると言えます。ただ、その中で、いちばんわかりやすい形で失敗者を生み出す競技が長縄跳びだといえないでしょうか。

たとえば100チームが参加した大会だとするなら、優勝した以外の99チームで1人ずつ、私が指摘したような心の傷を負う子どもが出てしまう競技が長縄跳びだといえないでしょうか。

教育的効果もあるだろうけど、負の側面も持つ競技です。手軽で取り組みやすいからやっているのでしょうが、非常にもやもやします。

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■追加

聞いてみると、時間内で何回跳べるかを競うのであって、引っかかったらそこでおしまいということでもないようです。