ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

「京都×地下鉄増収&スタジアム」大作戦

昨日のエントリー地下鉄増収 意味不明の続きです。

京都市で職員による地下鉄増収のプロジェクトチームが発足しました。

厳しい経営が続く市営地下鉄の利用拡大を目指し、京都市は11日、全職員から志願者を募って結成した「歩くまち・京都 地下鉄増収・増客対策プロジェクトチーム」(37人)を発足させた。交通局内部での議論で改善策を探ってきたが、明るい道筋が見えず、教育委員会や区役所といった担当外の職員の知恵を取り入れてみることにした。同市は「柔軟かつ斬新な発想を期待したい」としている。
・・・・
この日は、本庁舎で門川大作市長から一人ひとりに委嘱状が渡された後、1回目の会議を開催。メンバーは4グループに分かれて、自由に意見を交換。「自転車の持ち込みを許可してみては」「家族割引で需要を掘り起こそう」「ホームに居酒屋があったらどうか」など、様々なアイデアが出されていた。

地下鉄 利用客増へ横断チーム(読売新聞)

昨日、触れるのを忘れていましたが、京都市のバス・地下鉄事業は経営健全化団体の一歩手前にあります。

京都市営地下鉄・市バス、経営健全化団体に−年度内にも(毎日新聞)

読売の記事にある「交通局内部での議論で改善策を探ってきたが、明るい道筋が見えず」っていうのが、なんだかトホホです。こうなったらなんでもいいからがむしゃらに取り組まないといけません。というわけで、私も増収策を考えてみました。

最近、土地の有効活用という観点から駅の上に商業施設やホテルを作る動きがあります。JR京都駅の「スバコ」ですね。近鉄も京都駅にホテルを計画しているようです。

では地下鉄はどうか。駅の上はだいたい他人の土地ですから有効活用以前の問題です。でも、地下鉄は地下を通っているばかりではないでしょう。

そうです。竹田駅は地上駅ですよね。竹田駅と、隣接する地下鉄車庫をもっと有効利用できないか、と考えます。

以前のエントリー陸のカッパ 梅小路に水族館計画に関連して、水族館計画がある梅小路にサッカースタジアムを建設してはどうか、との声が市民の中にあることを知りました。

それなら、と考えました。竹田駅の上にサッカースタジアムを建設してはいかがでしょうか。土地の有効利用になるし、集客施設ですから運賃増収も見込めるでしょう。スタジアム利用者にとっては交通も至極便利です。

オランダのサッカーチーム「アヤックス」のスタジアムは下を道路が通っています。下に線路があるスタジアムというのも構造上、無理ではないはずです。

ただ、工事が複雑になりますから、建設費はかさみます。これは否めませんが。

だいたい、操車場や車両基地というのは土地が有効に活用されていない典型です。JRの再開発をみれば一目瞭然です。いまはこういう経済状態だからしかたないかもしれませんが、本来は市バス車庫(北大路は開発されましたが)なんかももっと有効活用されてしかるべきなんじゃないでしょうか。

まあ、「駅上スタジアム」は話半分ということで。京都市職員のみなさんのみのりある議論を期待しています。