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2位ってビミョー エコ行動調査

京都新聞や日経にも出てますが、民間調査会社「ブランド総合研究所」の調査によると、環境への取り組みについて都道府県別で京都府が長野県に次いで2位になったようです。

最も環境への取り組みが盛んであるのは長野県。ただし取り組み内容は都道府県によって大きく異なっており、たとえばエコバッグは富山県、節水は長崎県、エコ商品への買い替えは沖縄県が多い――。各都道府県別の環境活動への取り組みを、全国に住む約2万人の住民に聞く調査「都道府県別エコへの取り組み調査」を実施したところ、都道府県によってかなり異なっていることが明らかになりました。
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その結果、最も環境への取り組みが盛んであるのは長野県という結果になりました。長野県は県の全機関や企業を対象に環境経営システム「エコアクション21」の導入をするなど、全県的な取り組みが積極的に行われている結果といえそうです。また、2位には京都議定書の会場となり、全国初の地球温暖化対策の条例が設定されるなど積極的な取り組みがされている京都府。以下、3位に東京都、4位には以前より琵琶湖の浄水問題に取り組んでいる滋賀県となりました。

http://www.tiiki.jp/corporate/news_release/2008_11_06.html

調査では質問が13項目あるんですが、プレスリリースをみてみると、13項目のうちで京都府がベスト5に入っているのは、「公共交通機関を使う」の4位しかありません。これでよく総合2位になったなあ、というのが正直なところです。1位の長野や3位の東京は複数項目でランクインしてるんですけど。
京都は資源ごみの分別なんかもイマイチ(とくに京都市内)ですけどねえ。まあ、平均的に住民の意識が高いということかもしれません。
この調査が今後も定期的に行われるのかは存じませんが、もし行われるとしたら、京都府としては「1位になる」という目標ができてよかったのではないでしょうか。

以下は京都市の話ですが、やっぱり環境保全に熱心だというのは自治体として大きな「売り」になるんでしょうね。くわしくは以下のエントリーをご覧ください。

とりあえず言ったもの勝ち?