ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

京都で自分を見つめ直す旅

これはいろいろ応用がききそうです。

日本旅行は2008年11月10日、20代後半〜40代の働く女性向けに「京都で自分を見つめ直す旅」を発売したことを明らかにした。

日本環境セラピー協会との共同事業。環境セラピーとは、生活環境の中で受けた心や身体の不快な症状を、セルフコントロールによって緩和、軽減、消去する療法のこと。

ツアーでは、京都の建仁寺・両足院を講義会場として、日常とは違う空間で環境セラピーの講座を体験し、自分を見つめ直してもらう。会場となる両足院は、通常は非公開で、見事な枯山水の庭園がある。また、坐禅体験なども行い、一味違う京都の旅を静けさの中で味わえる内容になっている。

出発日は、12月12日(金)。料金は、1泊朝食付きで1人2万2800円。宿泊なしプランは、1万2800円。

京都で自分を見つめ直しては OL向けツアー(J-CAST)

「20代後半〜40代の働く女性」というのはやっぱり独身が多いんだろうし、可処分所得が大きいわけですから「上客」ということなんだろうと思います。

「生活環境の中で受けた心や身体の不快な症状」は、要するに仕事のストレスということなんでしょうね。

過去エントリー「東女と京観光」でも書きましたが、女性(エントリーの中でふれている「関東の女性」に限っての話ではないですが)が京都観光を成り立たせているというのがよくわかる事例です。

茶道、華道、香など体験学習型観光のリソースは京都にいくらでもあります。安倍晴明やいま流行のパワースポットなんかもいけそうです。女性が京都に足を向ければ、男も黙ってついてくるでしょう。

「女性を動かせ」ってのは観光業界のセオリー的なもので、そんなに目新しいものではないでしょうが、京都を活性化させる方策のヒントのひとつだという気はします。