ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

これはこれ、あれはあれ コンビニ規制

なんだか禅問答みたいですけど。

セブン―イレブン・ジャパンは14日、消費電力の少ない発光ダイオード(LED)照明看板などを採用した環境配慮型の店舗を京都市北区上賀茂榊田町に開設した。電気使用量は通常の新設店に比べ13%少なく、二酸化炭素(CO2)排出量を抑える。外観も切り妻屋根の採用や緑地帯の設置、店頭看板も小さめにするなど、京都市の新景観政策に沿った設計にした。

京都市は、温暖化対策などでコンビニエンスストアの深夜営業を規制する方針を打ち出している。セブンは冷蔵庫や冷凍庫から排出される排熱を利用してお湯を沸かす給湯システムを同社の店舗で初めて導入。深夜に閉店するよりも、この設備を導入する方が省エネ効果が高いと市や市民に周知したい考えもあるようだ。

京都市の幹部は「(環境や景観を重視する)京都のことを理解して、自主的な取り組みをしてもらうのは歓迎だ」と述べた。ただ、「これ(店舗の省エネ化)はこれ。あれ(深夜営業問題)はあれ」と今後も粘り強くコンビニ業界と交渉する方針を明らかにした。

セブンイレブン、京都に環境配慮型店 深夜規制論に対応(日経)

コンビニの深夜営業自粛を画策する京都市で、あてつけのように(というかあてつけそのものですね)セブンイレブンが省エネ店舗を出店しました。
これに対して京都市の幹部はなぜか余裕の様子です。
記事にありますが「粘り強く」ということは、早急に結果を求めることはあきらめてしまったということでしょうか。以下参照。
(過去エントリー)京都市全面降伏? コンビニ規制
やっぱり「勝負あった」ってことなのでしょうか。
ただ、コンビニ側も「やれば出来る子」だということを自ら実践して証明しまったわけですよね。深夜営業云々はともかく、できることは最大限やってほしいものです。私たちも「レジ袋はいらない」とか日々やっているわけですし。
深夜営業自粛を行政が率先してぶちあげるのはどうかと思います。でも、コンビニの店内が必要以上に明るいなど、省エネの余地が大きいのも確かです。省エネして経費を減らし、商品価格を下げれば、消費者も含めてみんなハッピーなはずです。ご一考を。