ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

どこを指すのか 田の字地区

私は京都のジモティじゃないので、正確なところはわからないんですが。
京都の中心部は通りが東西南北に通っており、いわゆる碁盤の目になっています。そうした街の成り立ちから、市内でもほんとうに真ん中の地域を「田の字地区」といったりするようです。
「田の字」というぐらいですから縦棒横棒にあたる大きな通りは東西南北でそれぞれ3本ずつあります。東西、南北各2本の外側の通りに囲まれた内側が田の字地区になります。
私は、東西は河原町、烏丸、堀川通り、南北は四条、御池、丸太町通りだと長らく思っていました。
しかしブログやHPを見てみると、東西は同じですが、南北を五条、四条、御池通りとする記述も多いのです。位置関係がわからない全国のみなさんはググってみてください。
公式見解なのかはわかりませんが、京都市役所のHPにも「五条、四条、御池」説を前提にした記述が出てきます。以下。
https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/cmsfiles/contents/0000035/35299/aisatu.pdf
これとは別に「碁盤の目になっている地域は全部田の字地区だ」とする意見もあるようです。そうすると、上京、中京、下京区はおろか、北区や南区も含まれることになるかと思いますが。
「五条、四条、御池」説がやっぱり京都的にはいちばん市民権を得ているのかなあ。そうすると、今売出し中の御所南学区(だいたい御池通りより北側)は田の字地区に入らないことになるんですが。
田の字地区が京都ブランドのひとつになってくると、その中に含まれるかどうかで不動産販売などいろいろ商売上違ってくることも多いかと思います。きっちり定義したほうがあとあとややこしいことが起きなくていいのかもしれません。京都市役所的にはやっぱり「五条、四条、御池」で決まりなんでしょうか。