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ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

土方会長、敵地で勝利宣言 コンビニ規制問題

前回のエントリーやっぱり無理な目標でした 環境モデル都市選定の最後で触れましたが、京都市は環境モデル都市に選定されたいがために、その手段のひとつとしてコンビニエンスストアの深夜営業規制を打ち出しました。
京都市が華々しく打ち出したコンビニ規制ですが、コンビニの業界団体「日本フランチャイズチェーン協会」の強硬な抵抗に遭い、昨秋、事実上あえなく撃沈となったようです。このあたりの経過は過去エントリー京都市全面降伏? コンビニ規制をご覧いただければと思います。
コンビニ側の勝利で幕を閉じたと思っていたこの問題、年がかわってまた続報が飛び込んできました。

日本フランチャイズチェーン協会は28日、店舗に駆け込んできた女性を保護するといった地域の安心・安全に貢献した京都府内の加盟店舗を表彰するなどした活動報告会を京都市内で開いた。
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報告会後に取材に応じた土方清会長は、京都市を発端に全国に広がったコンビニエンスストアの深夜営業規制問題について「昨年以上に盛り上がることはないだろう。収束の方向にあるだろう」と述べた。(1月29日の日経朝刊)

日本フランチャイズチェーン協会CVS(コンビニエンスストア)部会は28日、防犯・防災などコンビニの社会的活動の報告会を京都市左京区の市勧業館で開いた。京都市でコンビニの深夜営業自粛が検討される中、女性の駆け込み場所となった店舗などを表彰し、24時間営業の意義を訴えた。
報告会は安心安全な地域づくりへの協力を目的に2005年から全国で催している。京都では初開催で、府内のコンビニ店主ら381人が参加した。
同協会会長の土方清サークルKサンクス会長は「コンビニは昼夜問わず高齢者や子どもを保護しており、24時間営業だからできる。信頼感をさらに高めることが大切だ」とあいさつ。昨年末の閣議決定で、コンビニの深夜営業規制について「行政指導により実質的な営業規制がされないよう助言すべき」とされたことを紹介した。(1月29日の京都新聞朝刊

日経にある会長のコメントは、敵地での堂々の勝利宣言といってよさそうです。
京都市自身も「コンビニの話が先走ってしまった」(過去エントリー京都市全面降伏? コンビニ規制)と認めているにもかかわらず、協会側は容赦がありません。全国会議をわざわざ京都で開いているのはどう考えても京都市に対するあてつけです。日本を代表する企業が集まった業界団体にしては少々大人げないというか。やっぱ巨大資本を敵に回すと恐ろしい。そろそろ堪忍してあげてください。
というか逆に、今後、協会の年次大会は毎年、京都市で開いてはいかがでしょう。京都市もコンベンションシティーとして名をあげられそうです。
京都市側も、そもそもコンビニ規制のねらいのひとつは環境モデル都市選定にあったわけで、このたびめでたく選定されたわけですから、所期の目的は達成したということなのでしょう。
京都市は所期目的を遂げましたが、コンビニ規制を議論するためにつくられた京都市の「環境にやさしいライフスタイルを考える市民会議」はいまも活動を続けています。環境モデル都市選定によって京都市はコンビニ規制を強行する理由の大半がなくなりました。同会議は主目的を失ってしまったのです。そうなるとなんのために会議をやってるのかわからなくなってきます。この会議についてもあらためて言及したいと思います。