ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

「京都×出窓」大作戦


京都の街を歩いていると、写真のような出窓というか、展示スペースがある古い民家を目にすることがあります。
花を生けていたり、絵や工芸品を飾ったりしています。まあ、いわば民設のショーケースです。足を止めて見入ることも多いです。
たまに京都のことをくさしたりする私ですが、こういう出窓を見ると、京都人の文化度というか民度の高さを素直に感じずにいられません。
京都市は現在、「歩くまち・京都」総合交通戦略というのを進めています。「歩くまち・京都」総合交通戦略策定審議会で議論を続けています。
そこで考えるのですが、「歩くまち・京都」を推進するのに出窓をもっと増やしていくとか、有効活用していくといったことができないでしょうか。いたるところに出窓があれば、街の魅力も増して、街歩きをする人も増えるのではないでしょうか。
施策として考えられるのは、民家への設置を進めることです。京都市が設置費用を補助したり、固定資産税を減免したりすることを考えていいかもしれません。
もうひとつは有効活用です。若い芸術家に作品展示の場を提供してはどうでしょうか。連絡先を掲示しておき、気にいった人に作品を販売するといったことも考えられます。アート振興、新ビジネス創出にもつなげられないでしょうか。
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