ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

審議会調整監ポストを 京都市交通局退場問題

もう解決しちゃいましたけど、中川先生の捲土重来を祈る 京都市交通局退場問題の関連でちょっと書きます。
過去エントリー「審議会VS審議会「仁義なき戦い」 地下鉄有識者会議」は門川市長の市民会議・審議会重視市政で起こるべくして起こったことなのかなあ、という気がしてます。
(関連エントリー)「共汗」と「市民会議」
すなわち地下鉄有識者会議と歩くまちの審議会はメンバーもそれぞれ違うし、仕切りも前者は交通局、後者は都市計画局で違います。交わる部分がないのです。こういったなかで審議会同同士で意見の対立が出てきたらどう収拾をはかっていくのか。そりゃなかなかできないでしょう。
これがたとえば市議会の委員会ならどうでしょうか。
まず、そもそもテーマがかぶることが少ないと思います。あらかじめ議会運営委員会で調整するでしょうから。
まあ、仮にかぶったとして、同じテーマに関して異なった2つの委員会で違った方向性が出そうだとします。2つの委員会に出ている議員はそれぞれ違うメンバーかもしれません。でも所属政党がありますから、所属政党間で話をすれば調整できるはずです。
審議会だと、そういった調整が不可能ですよね。委員の顔ぶれが違うし、仕切りの事務方も違います。市議会における政党のような調整機能がないのです。
そりゃ、混乱しますわな。
審議会乱立のなかで、今回のようになったら、じゃあ、どうすればいいか。
調整役をつくればいいでしょう。複数の審議会をまたがって議題の割り振りや方向性を調整する「審議会調整監」を設ければいいでしょう。京都市は「監」が好きだから、けっこういいんではないでしょうか。
もちろんギャグなので、話半分でおねがいします。