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ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

お小遣いキャッシュバックはどうだ? 修学旅行自粛対策

新型インフルエンザ患者発生に伴って京都への修学旅行を中止する動きが広がっています。京都市も事態を重くみて対策を発表しました。
対策は多岐にわたっています。このうち修学旅行生へのアピールは以下のようなことのようです。

門川市長
次に,4点目でありますが,修学旅行おこしやす事業として2つの取組を行います。一つは,現在京都に修学旅行にお越しいただいている皆さんに,気持ちよく京都を楽しんでいただき,京都旅行を一生の思い出としていただけるように宿泊施設を訪問し,記念品としてお菓子を京都市からプレゼントさせていただきたいと思っております。もうひとつは,京都への修学旅行を自粛された学校に,時期を改めて京都に是非とも来ていただけるように,時期が変わっても生涯の思い出として京都への修学旅行を楽しんでいただけるように,また京都で学んでいただけるように,宿泊施設と共同で,京都市からのメッセージと記念品として絵葉書,京都修学旅行ハンドブック,ジュニア日本文化検定テキストブックを送付したいと思っております。

門川市長会見 国際観光都市・京都ならではの「おもてなし」の取組
以下の点からビミョーだなーと思います。
ひとつは、修学旅行の主役は生徒だということです。生徒が喜ぶ施策なのかなと。サービスを受け取る側の目線に立った施策なのかな、といまいち疑問です。もらわないよりはいいかもしれないが、絵はがきもらってうれしいかと。
もう一点は、ジュニア日本文化検定テキストブックの送付です。生徒へのアピールというより、テキストを送ることによってこれを機会に検定受験者を増やそうという魂胆がみえます。本来は修学旅行を自粛した学校に機会をあらためて京都を訪れてもらうようにしようという趣旨なのに、なんだか違う方向にいってやしないかという感じがします。
いっそ、自粛した学校が京都への旅行実施を決断してくれたら、生徒全員に旅行のお小遣い1000円支給なんてのはどうでしょう。半分は旅館側が負担してもいいのではないかと思います。
二条城やマンガミュージアムなど京都市の施設の無料入場券や市バス1日乗車券のプレゼントもいいのではないでしょうか。こっちのほうが生徒に喜ばれそうな気がします。
私が考えそうなことはたぶん市役所の若手も提案しているんだと思います。エッジの利いた提案はえてして上のほうにいくとマイルドになっていく。組織とはそういうものかもしれません。
最悪なのは、検定テキストのように本来の目的と違う施策をどさくさにまぎれてもぐりこませることです。まあ、こういうことを考える人が役所では出世していくのでしょうけど。