ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

「京都×説教ライブ」大作戦

京都市のHPを見ていたら、以下のような募集がありました。
「京都市ニューツーリズム創出事業」の募集について
要するに「桜や紅葉の時期はもうキャパがいっぱいだけど、それ以外の閑散期にもっと観光客を集められないか市民に考えてほしい。いい案には補助も出すよ」ってことでしょう。日ごろ京都市のHPはいろいろネタにさせてもらってますし、私も(応募はしませんけど)勝手に考えてみました。
1.宗派横断説教ライブフェスティバル
時期は8−9月(送り火の時期は除く)を想定。2−3日程度。
京都は仏教各宗派の本山があります。一方、高齢化に伴い、精神の充足を求めてえらいお坊さんの説教、説話を聞いてみたいという高齢者の人たちも多いんじゃないかと思います。そういうニーズにこたえたイベントを京都で開きます。宗派ごとに単発で開かれている説話の会は多いのですが、それを宗派横断で行うわけです。
会場は各寺院で行います。開始時間をずらして1日に複数会場回れるようにします。会場共通の1日パスなんかを発行したり、市バス・地下鉄の1日乗車パスとセットにして効率よく各寺院を回れるようにします。
御池通りあたりは歩行者天国にして野外会場を設けてもいいかもしれません。新興宗教系や他宗教にも門戸を開いてはいかがでしょう。京都を東京・巣鴨と並ぶお年寄りの聖地にします。
2.駅伝コースを利用した市民マラソン大会
冬の高校駅伝都道府県対抗女子駅伝はNHKの中継もあって全国によく知られています。当然西京極をスタート・ゴールとするコースも有名です。全国でもっとも有名なコースといっていいかもしれません。
市民ランナーの中にはテレビ中継をみていて「私もあのコースを走ってみたい」とあこがれている人も多いのではないかと思います。市民マラソンをやればそれなりに人気を集めるのではないかと思います。
実際に走ってみれば、テレビでみていた叡電跨線橋はどれくらいきついのか―なんてことも体験できます。もちろん、大会の前後には京都観光を楽しんでもらえばいいでしょう。
問題は、参加人数にもよりますが駅伝に比べて交通規制の時間が長くなることでしょう。交通規制が増えることに対する市民の理解がカギだといえそうです。
その他は、温暖化防止にも引っかけた自転車レースや、歩行者天国を会場にした古本市、骨董市、大道芸大会あたりです。まあ月並みですな。
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