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「ノー・マイカー」と「地下鉄利用」はなぜか同義 京都市ノーマイカーデー

最近の京都市の施策は非常にシンプルでわかりやすい。言いかえると、「ヒネリがない」ともいえそうです。

門川市長も地下鉄通勤 京都市ノーマイカーデー(2月17日、京都新聞)
京都市が、通勤にマイカーを使わない「ノーマイカーデー」と初めて位置づけた16日、市の呼び掛けに応じた市内の企業や大学など67団体の社員らがマイカー自粛に協力した。
2月16日は5年前に京都議定書が発効した日。市はこれまでも毎月16日にライトダウンイベントなどを実施してきたが、これに加え、今月から16日を「ノーマイカーデー」と新たに位置づけ、市民や企業に協力を呼び掛けることにした。
参加した企業では、社員に公共交通利用を呼び掛けるビラを配ったり、社用車の使用を控えるなどの取り組みを実施。中京区の市役所でも、普段は公用車で通勤している門川大作市長が地下鉄を使って登庁。今後、16日は公用車でなく地下鉄などを使って出勤するという。

これは直球ド真ん中。ノーマイカーだから徒歩でも自転車でもいいんですが、門川市長の場合はなぜか地下鉄のようです。
もう京都議定書などの「エコ」を装わなくても市民にはバレバレだと思うんですが。京都市の担当者も「バレバレだけど、まっ、仕方ないよなー」って感じなんじゃないでしょうか。
もうヒネリとかいってる次元じゃないですもんね。なりふりかまわずいかないとダメな段階まで来ていますから。
京都市の場合は環境にいいからといって歩いたり自転車に乗ったりしちゃダメなんです。あくまで「公共交通機関を使いましょう。特に市営地下鉄を」ってことなんでしょう。
(過去エントリー)
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