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北九州市にやられたっ オタク文化の発信地

京都もこういうのをやったらいいと常々思っていたところですが、先を越されてる。

オタク文化の発信施設に 北九州市漫画ミュージアム(2月17日、共同通信)
「銀河鉄道999」の松本零士さんら有名漫画家を輩出した北九州市は、計画中の「漫画ミュージアム(仮称)」をJR小倉駅近くのビルで2012年春にも開館することを決めた。同じビルにアニメ関連のテナントを集め“オタク文化の発信地”として盛り上げたい考えだ。
ミュージアムは当初、09年度末までに完成予定の複合施設に入る計画で進められていたが、経済の悪化で施設の計画自体が延期。今回のビルは07年にファッション関係の商業施設が撤退、一部を除き空き店舗になっているが、立地条件が良く白羽の矢が立った。
有名作品の原画展示や企画展、閲覧室などがミュージアムの概要だが、市は「伝統的な漫画文化だけでなく、同じビルにフィギュア、コスプレなどのショップが入ることで、韓国や中国などからもファンを集める一大施設になってほしい」としている。漫画専門学校の誘致も検討している。
基本構想にかかわった北九州市立大の宮本大人准教授(漫画史)は「当初の計画よりインパクトの強い施設になりそう。ミュージアムとテナントの相互作用で盛り上がれば、成功するのではないか」と話している。

いうまでもなく京都にはマンガミュージアムがあるし、京都精華大には関係学科もあります。こんど梅小路には鉄道博物館もできます。「クールジャパン」なんてこともいわれているわけですし、オタク的な要素で盛り上げれば海外からを含めてさらに観光客を増やせるとおもいます。
京都は学生・若者の街なのだからサブカルチャー振興にもっと力を入れていいんじゃないでしょうか。前述のとおり観光客増加にもつなげられるわけですから、経済的なメリットもあります。
それがいまひとつできないのは、京都は伝統ある文化都市というへんなプライドがあって、サブカルチャーを軽視しているような考え方が支配的だからではないでしょうか。
(過去エントリー)
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