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いいセンいってる 京都市審議会報酬調査

だれがみてもまあ京都市の審議会は数が多いと思いますわな。

京都市審議会委、報酬2億円超 会の数「175」多すぎる?
京都市が設置している審議会の委員に支払った昨年度の報酬合計額が計2億4400万円だったことが、市の調査で分かった。委員1人の年間平均報酬は7万3千円で、審議会1回当たり平均8万5千円の人件費がかかっていた。審議会は有識者や市民の意見を政策にいかす目的で設置されているが、審議会委員が増える傾向にあり、財政難から見直しを求める声も出ている。
市の財政難解決を探る「財政改革有識者会議」の要求で、市が初めて調査した。
市によると、今年3月末現在で175の審議会があり、委員3343人に昨年度、2億4412万円の報酬を支払った。大半は日当で、条例で定めた「2万2千円以内」で担当課が額を決めた。
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市によると、「市民の市政参加」を掲げ、ここ5年で審議会数は2割増え、報酬支払額も膨らんでいるという。与党市議から「審議会の数が多すぎる。同じようなことを議論する会も複数あり、大幅な統廃合が必要だ」との指摘も出ている。(7月21日、京都新聞)

まあ開催する以上は委員に「お車代」程度は必要でしょう。京都市の審議会の場合、半分芸能人みたいなビッグネームもいることですし、もしギャラ換算にしたらとてつもない額を支払うことになってしまうでしょう。
思うに、委員報酬より、開催のコンサル委託代のほうが金額的には大きいのではないかと(関連エントリー参照)。一般競争入札でコンサル業者が決まってるのかどうかあたりも興味あるところです。
(関連エントリー)
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