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ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

「釜座選対」売出し中

ちょっと古いニュースですが。

メールで街頭演説の応援指示か 京都知事選の選挙期間
4月に行われた京都府知事選の選挙期間中に、当選した山田啓二知事の街頭演説への参加を呼び掛けるメールが幹部職員十数人に送られていたことが17日、分かった。差出人名は現職幹部で、府は公務員の選挙運動を禁じた公職選挙法に抵触する可能性もあるとみて、この幹部から話を聴くなど調査を始めた。
共同通信が入手した資料によると、メールは当時の知事室長名で4月8日に送信。投開票日前日の4月10日に京都市で行われた街頭演説について「積極対応」、同9日に行った府庁前での街頭演説についても「信頼管理職等で最大対応」とあり、いずれも参加を呼び掛ける内容だった。
文末には「今回で情報提供は終了します。メールおよびペーパーは、本日中に完全消去」とあり、証拠を残さないように対応を指示したとも受け取れる記述があった。
2010/06/17 12:44 【共同通信

公務員が選挙運動やっちゃダメですよね。メールを受け取った職員の中には府選管の担当者もいたりして。
まあ、ダメなんですけど、実際はやってるんですよね。
なんたって京都市長選では市職員の応援組織を指す俗称「御池選対」(京都市役所は御池通に面している)が広く流布しているぐらいですから。府職員も京都市と同じように「釜座選対」(京都府庁釜座通に面している。釜座は府庁を指す隠語)をやってるってことなんでしょうね。
ググッてみると、御池選対が2330件にのぼるのに対して、釜座選対は29件。しかも「釜座選対」として出てくるのはほとんどありません。現状では知名度、浸透度で「御池」に圧倒されています。
これはなにを意味するのでしょうか。
ひとつには、府職員の選挙活動というのはこれまでそれほどは力が入ってなかったとみることができます。「御池」に比べて自制的だったということなのでしょう。
他方、これまでそれほど力が入ってなかったということは、組織化・システム化が進んでいなかったとみることもできます。本来、地下活動として行わなければならないところ、練度が低かったために今回メールが見つかっちゃったというのもあるかもしれません。
そういう意味では、あれだけ「御池選対」が高名で、一般職員には共産党関係者も多いにもかかわらずシッポを出さない京都市幹部の皆さんというのはさすがです。「御池」の皆さんは「釜座はアホやなあ」と思っていることでしょう。
まあ、今回の事件を教訓に「釜座」の皆さんも今後は練度と高めていくことになるのではないかと思います。有名度でも「釜座選対」が「御池」に比肩するようになっていくのかもしれませんね。
ただ、やっぱ法律違反はダメですから。いちおう言っておきます。