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ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

ホントかなあ 京都市長育児休暇発言

ひさしぶりに京都市のHPをのぞいてみたら面白いものが載っていました。市長記者会見のやりとりです。

門川市長記者会見(2010年11月9日)
(首長の育児休暇取得について)
記者 イクメンと呼ばれる首長の育児休暇取得に対して,どのように考えているか。
市長 私自身4人の子どもに恵まれまして,子育てに関わってきた経験から父親の子育て参加は非常に大事だと思っています。私は十分に果たせず,妻任せになっていたなと反省しておりますけれども,もし私が,今若くて,子育てをしていたら,育児休暇を先頭に立って取っていただろうと思います。
 男女共同参画を進めていくことが日本の将来にとって大事だと思っています。御承知のとおり,政治家,市長,知事等には制度としての育児休業制度がないわけです。勤務時間そのものがございませんので,自宅で仕事をしても仕事なわけです。職員が,あるいは多くの公務員の方々が率先垂範して,男性も育児休業を取るようにとのアピールも狙われての取組として,力強いなと私は思っています。同時に,公務に責任を持つということは当然のことでありますから,どこにいても365日24時間,職務,危機管理,政策判断,意思決定,これができる,こういう態勢を取っておくということは当然のことですし,そういうことも(イクメンと呼ばれる首長は)きちっとされているのでしょう。

まことに結構なご発言なんですが、太字のところは本当にそうなんだろうかと。
4人の子育てが妻任せと反省しながら、一方で「もし若かったら先頭に立って休暇をとっていただろう」とおっしゃるわけです。なんか矛盾してるような気もします。
質問者は広島県知事のことを想起して首長の育休取得について質問しているわけですし、先頭に立ってという以上は職員ではなく市長の立場で、との意味かと思います。
職員ならともかく首長が休暇を取るのはそんな簡単なことではないような気がするんですが、「もし若かったら先頭に立って休暇をとっていただろう」とこともなげにおっしゃる。「もし〜なら」だから発言の責任を問われるわけでない。だから聞く側もなんとなく聞き流してしまうところがあると思います。
これが介護の問題で、門川さんが実際に介護休暇をとるかどうかだったとしたら、市長はどんなふうに答えたのかな、と思ったりします。
上記のようなことをなかば反射的にさらっと言ってしまう。このあたりがよくもわるくも門川さんらしいなと。論評を抜きにして素直に思った点です。