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あっさり撤回、留学生宿舎整備 京都市VS広隆寺

落ち着くべきところに落ち着いたということかなと。

京都市、留学生宿舎白紙に 広隆寺と対立解消へ(京都新聞)
京都市は23日までに、旧右京区総合庁舎跡地に計画している留学生向け宿舎の整備計画を白紙に戻す方針を固めた。右京区の民間企業から社宅の一部貸し出しの打診があり、京都大などと留学生宿舎として利用することで合意したためだ。宿舎不足の解消と庁舎跡地に隣接する広隆寺との庁舎解体をめぐる民事調停の早期解決につなげていく方針で、庁舎跡地は売却の方向で検討する。
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これを受けて、市は庁舎跡地を大学に有償で提供し、大学が留学生宿舎を建設する当初の計画を撤回することにした。隣接する広隆寺が宿舎建設に反対し、京都簡裁に境内の建物に亀裂が入ったなどとして補償と計画撤回を求める民事調停を申し立てており、1年前から基礎部分の解体工事が中断するなど大幅に遅れていた。

代替施設が確保できたということで京都市も撤退理由ができたわけですし。一件落着というところですかね。
当初、京都市があれだけ建設に固執していたのはなんだったんだろうというかんじもしますが。
やっぱ白足袋のみなさんを敵に回したらダメだということなんでしょうね。京都市もそんなことは百も承知のはずなんだがなあ。
なんか市役所内部の手続きの首尾がよくなかったのかな。わかりません。
売却先が広隆寺ってことはないでしょうね。
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