ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

「文明崩壊」

いまジャレッド・ダイアモンドの「文明崩壊」を読んでるんですが、文中に頻繁に人肉食のことが出てきます。

氏いわく「人肉食は世界のあちこちで習慣としてあるのに、欧米の研究者は忌避感が強いので、存在を認めたがらない」ということらしいです。

文化人類学者ですらそうなのだから、一般人は推して知るべし、なのでしょうね。それだけキリスト教の価値観が強固なのだろうなと。

日本人がクジラを食ったりするのに動物愛護の観点から反対する欧米の人たちも同じような理屈なのかなあ。

さすがに人肉食だけは価値観の違いだけでは語れないような気もしますが。

理屈っぽい話になってしまいました。