ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

息子からの手紙

嫁の言いつけで、3人の息子を起こすのが、朝の業務のひとつです。

電灯をつけて「起きろよ―」と大声を出してふとんをはぎます(笑)。

長男がだいたい1番に起床します。3男もまあ起きる。問題は次男です。

父親に対して「なにふとんをはいでるんだよー」などと毒づいてきます。眠いはずなのになぜか手足はよく動き、パンチやキックで抵抗を試みます。

ふとんにまたもぐり込もうとするので、ふとんと次男の間に割って入って「ブロック」すると、すかさず別のふとんにすばやく移動したりします。

ミニ鬼ごっこみたいな状態になってくると、体を動かしているせいか、だんだん目がさめてくるようです。そうやって、観念して起床します。

たまに「チューしたろか?」などと言ってみると、「キモッ」とか、どこかでいつのまにか覚えた言葉を使ったりします。

そんな次男ですが、ある日、食卓の上に私あての手紙を置いていました。「いつも起こしてくれてありがとう」と書かれていました。

次男に聞いてみると「学校で書かされた」とのことでした。書かされた、というのは本心なのだろうけど、父親との毎朝のやりとりがなんとなく楽しいんだろうな、と勝手に私は思っています。