ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

秘密基地

物騒なタイトルですが、中身は違います。

昭和40年前後生まれのわたしが小さい頃は自宅の周辺に竹やぶがたくさんありました。いまは造成されて家が建ってますけど。

竹やぶは遊び場でもありました。なにをして遊んだかというと、秘密基地を作ったりしました。

まあそのへんに落ちている木の枝や竹を組んで屋根らしきものを作るわけです。使いふるしのトタンなどがあれば上にのせたりします。雨露がしのげれば立派な基地になります。

この遊びのいいところは何人かでいっしょにやるところです。基地のありかはメンバーだけの内緒です。こういう共犯関係も友達との結びつきをつよくします。

ばあいによっては上下の学年と複数であそぶこともありました。秘密基地はこどもが社会性を身につける場でもあったのです。

携帯できるゲーム全盛の時代、秘密基地にはもうお目にかかれないかもしれません。