ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

ナントカ離れ

テレ朝の昼ドラマ「やすらぎの郷」が話題になってますねえ。

高齢者が登場するとあって同年代の視聴者に好評なんだそうです。

近年、若い人はネットやスマホにいってしまって「若者のテレビ離れ」がいわれています。そんな中で、テレビの主な視聴者である年配者をターゲットにした番組づくりが奏功したということなんでしょうか。

いっぺん離れちゃった人を呼び戻すのは労力が大変なので、現有の主力視聴者を囲い込むのが手っ取り早いということなのかもしれません。

「デパート離れ」「クルマ離れ」に対しても同じような方策がもしかしたら講じられているのかもしれません。

そもそも今後、人口減少が進んで、ただでさえパイが小さくなっていくというのに、そのうえ「ナントカ離れ」に見舞われるわけです。多重苦みたいなものでしょうか。

わたしが働いている業界でもナントカ離れ」がよく取りざたされます。「やすらぎの郷」の着眼点は素晴らしいと思いますが、同時になにか別の生き残り策も考えていかないと、という気もします。