ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

女性の名前

むかしから知り合いの女性をファーストネームで呼べません。どうしても名字で呼んでしまいます。

女性から「なれなれしい」と思われたらイヤだな、という意識が働くからかもしれません。

男性の中には、女性をファーストネームで呼んでも違和感を持たれにくい人がいます。女性との距離を縮めるのがうまいというか。そういう人にあこがれてました。

本当はファーストネームで呼んでみたいところですが、よく考えると、これからさらに難しくなるような気がします。

というのも、50代の私にとって女性の多くは年下になってきています。へたにファーストネームで呼ぶと、セクハラやパワハラのたぐいに受け取られる恐れも出てきます。これはまずい。

「おっさんがムリしてファーストネームで呼びやがって」と思われるのもなんかしゃくです。

まあ、ムリにファーストネームで呼ぶのは得策でないんだろうな、ということかもしれません。

と、ここまで書いてきて、あることに気付きました。私は女性ばかりでなく、男性もあんまりファーストネームで呼ばないなあと。

勤め先なんかはもちろんですが、学生時代の友人なんかもほとんど姓で呼びます。例外は近所の人たちですが、これは田舎だと近所でみな似たような姓の人が多いので、ファーストネームで呼ばないとこんがらかるからです。ちょっと脱線しました。

もうひとつ言うと、自分も親や親戚以外の人からファーストネームで呼ばれるのがあんまり好きでないということに気付きました。自分がされて好ましくないことだから、他人に対してもなんかやりにくいという心理が奥底にあるのかもしれないとあらためて思いました。