ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

おでんうどん

寒くなってきて、おでんがおいしいですね。おでんはわが家でもよく食卓にのぼります。

なべもの おでん 豚汁 - ぼちぼち そこそこ

おでんを食べていくと最後に出汁が残ります。もしかしておでんの残り汁を捨てていませんか? もったいないですよ。

おでんは、いろんな具を出汁で煮込んで、具に出汁の味をしみこませて食べる料理です。そういう意味では、主役は具で、出汁は脇役です。

でも、考えてみてください。具は練り物やすじ肉、野菜などです。煮込んでいって、出汁の味が具にしみこんでいく過程というのは、具のうまみが出汁に流れ出ていく過程だともいえなくないでしょうか。

だから具のうまみが詰まったそんな残り汁を捨てるなんてとんでもないことです。徹底的に活用したいところです。

私は最後に残り汁にうどんなど麺をいれて食べます。先日は、残り汁にモヤシなどの野菜とうどんをいれました。

煮詰まっていた場合はすこしお湯でのばします。野菜と練り物のうまみが出ていて、食べるといい感じであったまりました。

考えてみたら、鍋物でも同じような食べ方をします。具のうまみが出たスープで最後に麺をゆがいたり、雑炊にしたりしますよね。おでんでおなじことをやってもなんらおかしくないはずです。おでんも鍋物の一種だということなんだろうなと勝手に合点しています。