ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

テレビとラジオ

テレビをあんまり見なくなって久しいです。その間はもっぱらラジオだったのですが、最近、住環境が少し変わって、朝の時間帯にテレビを見ることがあります。

テレビはラジオに比べて情報が多いです。ラジオは音だけですが、テレビは映像もありますから。

最近、テレビを見ていて思うのは、テレビは伝えようとする情報量が多すぎて見てるほうからするとなんか疲れてしまうんです。

朝の情報番組を見ていてもアナウンサーのナレーションにBGMが被さるし、映像もスタジオを映すだけでなく、コメンテーターのワイプや天気・気温などのテロップが出ます。

それぞれ必要な情報だと考えて制作側は用意してるのでしょう。それは理解しますが、なんで疲れるのかというと、単に情報量が多いだけでなく、自分にとって不必要な情報まで入ってくるからではないかと思います。

それに比べてラジオは伝えようとする情報の内容がすうーっと入ってくるような気がします。

私は主にNHK第一を聴きますが、テレビに比べてラジオは音だけです。伝達手段が音しかないから、テレビのようになにもかも盛り込まず、逆に情報をそぎ落としていって、ナレーション一本で伝えようとします。BGMなんか入れようものなら、いちばん伝えたいナレーションを邪魔してしまうことになってしまいます。

そのあたりがテレビとラジオの差のような気がしています。

たまにテレビも音声を消して画面だけ流していることがあります。そのほうがストレスがないような気がします。

もうひとついうと、NHKのニュースもテレビだと変にバラエティー化してきたのが気になります。その点、ラジオは時間制限もあるのかもしれませんが、ストレートニュースやその解説だけを取り扱っていて密度が濃いように思います。

ニュースに限ればNHKのラジオを聴いていれば十分という感じがしてます。