ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

季節もの

ちょっと前ですが、自宅庭にある山椒の実を摘み取って「ちりめん山椒」をつくりました。関西でいう「ちりめんじゃこ」と山椒の実を合わせます。山椒のぴりりとした風味に季節を感じます。

そうこうするうちに夏野菜の季節になりました。夏野菜といえば生で食べるのが定番ですが、わたしはカレーを作ることが多いです。ナス、キュウリ、オクラ、トマトなど適当に入れて煮込みます。夏野菜のさわやかな風味で食が進みます。

夏といえば花火ですね。私が住んでいる町でも8月の初めに花火大会があります。何発もの花火が開いては消える様子が湖面に映し出されます。

50歳をこえてからこういった季節ものがなんかいとおしく思えるようになりました。1年に1回のものに巡り合えるということは1年間なんとか無事に過ごせてまた年を取れたということだからです。

一見なんということないのかもしれませんが、これはとてもありがたいことだと思えます。余生がだんだん減ってきたから余計にそう思うのかもしれません。みなさんも身の回りでお気に入りの季節ものを見つけてみてはいかがでしょうか。