ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

ポイントカード

自慢じゃないですが、片道1時間40分の遠距離通勤で、帰宅はだいたい9時前です。家に着いたときは疲労困憊してます。風呂いって、飯食って寝るだけです。

先日もそういった状況で家に着きました。やれやれと思っていると、80歳近い母親が話しかけてきました。

「私のスーパーのポイントカード知らん?」

以前に母親をそのスーパーに連れて行きました。クレカで支払ったのでポイントはつかず、本来ならカードを出す必要はなかったのですが、安売りの卵を買うためにカードを提示する必要があったのです。

母親は「あんたに渡したはずや」と言って聞きません。前にも当欄で書いたと思うのですが、母親は老化に伴って幼児化が進行してます。わたしはそう思うようにしてます。

http://m160.hatenablog.com/entry/2013/11/06/113131

子どもがダダをこねてるんだから、対処のしようがありません。

「俺のカードじゃないんだし、返したと思うよ。もういちどかばんを探してみたら」と私。

母親は「年取って、もう探す気力もない」などと言って半泣きになっています。

私は私で「疲れて帰ってきてるのに、いきなりそんなつまんないことで騒がれても」と内心思ってます。早く風呂にいって一杯飲みたいのです。

ほどなくして母親がまた近づいてきました。「やっぱりかばんにあった」

疲れて怒る気もなくなりました。仕方ないです。相手は「子ども」だし。

見つかって一件落着かというとそうではありませんでした。母親は、カードが見つかったら見つかったで、今度は見つかった顛末を話しはじめました。

適当に相づちを打ってましたが、さすがに風呂にいきました。

うちは子どもが3人いますが、母親を入れると実質4人なのかと。これは嫁もストレスたまるはずです。とりあえず、嫁の言いつけはよく聞いてストレスをためさせないようにしないとダメだなと思いました。