ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

流行歌

いまテレビの歌番組を見ていてふと思いました。

むかしはたくさん歌番組がありました。ベストテン形式の番組もありました。

ベストテンの1位になるような曲は老若男女誰でも知ってました。世の中で流行歌が共有されてました。

いまはどうでしょうか。

CDチャートの1位になったとかいってもあんまりしらない曲が多いです。AKBの曲が1位になったとかいわれてもピンときません。

国民的ヒット曲というのが存在しなくなってしまいました。

最近の歌番組は過去のヒット曲を振り返る番組が多いような気がします。国民的ヒット曲だから、視聴者が共有できるからだろうと思います。いま見てる番組もそうです。美川憲一さんなんかが「さそり座の女」を歌ってます。

なんでかというと、現在は国民的ヒット曲が生まれないわけで、結果としていまのヒット曲で構成する歌番組もつくりにくいわけです。なので、過去の財産に頼らざるをえないということでしょう。

で、考えました。現在はまだ過去の財産があって、なんとか歌番組が成立するけど、20年もたったら過去の財産もなくなってしまい、歌番組自体が成立しなくなるおそれが出てくるのではないでしょうか。

そうなってしまったらなんかさびしいですね。おじさんだからそう思うのかなあ。