ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

白バイ野郎ジョン&パンチ

たぶん40年くらい前だと思うけど、深夜のテレビでアメリカのドラマを放映してました。表題はその題名です。

カリフォルニアハイウエーパトロールの白バイ(アメリカは白くはないですが)警官が主人公のドラマです。名前のとおりジョンとパンチの2人が出てきます。

そのころバイクが好きだったので、白バイとして登場するカワサキの大型バイクがカッコよかったのが印象に残ってます。主人公たちが趣味でモトクロスをやったりするシーンもあったかな。

国も違うけど、そのころ私がもっていた警察官のイメージとあまりに違うのにもびっくりしました。なんか開放的なんです。上司との関係もフランクだし。カリフォルニアの風土も関係しているんですかね。まあ、劇中だけの話なのかもしれませんが。

いちばんびっくりしたのは、主人公たちがモトクロスかなんかで遊んだあとに野外でバーベキューを楽しむシーンです。野外ででっかい肉を焼いて食べるのを見て「アメリカはなんて豊かなんだろう」と子ども心に思いました。

うちも家族でたまにバーベキューをするので、ちょっとはそのころのアメリカに近づいたのかもしれません。

ナントカ離れ

テレ朝の昼ドラマ「やすらぎの郷」が話題になってますねえ。

高齢者が登場するとあって同年代の視聴者に好評なんだそうです。

近年、若い人はネットやスマホにいってしまって「若者のテレビ離れ」がいわれています。そんな中で、テレビの主な視聴者である年配者をターゲットにした番組づくりが奏功したということなんでしょうか。

いっぺん離れちゃった人を呼び戻すのは労力が大変なので、現有の主力視聴者を囲い込むのが手っ取り早いということなのかもしれません。

「デパート離れ」「クルマ離れ」に対しても同じような方策がもしかしたら講じられているのかもしれません。

そもそも今後、人口減少が進んで、ただでさえパイが小さくなっていくというのに、そのうえ「ナントカ離れ」に見舞われるわけです。多重苦みたいなものでしょうか。

わたしが働いている業界でもナントカ離れ」がよく取りざたされます。「やすらぎの郷」の着眼点は素晴らしいと思いますが、同時になにか別の生き残り策も考えていかないと、という気もします。

はだし

やっと春が来たと思えるようになりました。

朝、起きて靴下をはかなくなったからです。

さすがに冬は寒いので起きたらすぐに靴下をはきます。そうしなくてもいいくらいに暖かくなったのです。

5月くらいになったらうちでは半袖Tシャツ、半パン姿になります。今年は暑くなるのかな。

競馬

皐月賞の中継を見てて思い出しました。いまから約35年前、学生のころ、わたしは中山競馬場でバイトをしてました。

サークルで使う用具を買うためです。中山のほか府中も行ってました。

競馬場の売店で売ってるオレンジジュースを補給する仕事でした。雇い主に言われたのは競馬法で学生が馬券を買うのは認められていないから、馬券はぜったいに買ってはならないということでした。

たしか1日働いて5千円だったと思います。カネをためるのが目的なので、昼食も菓子パンひとつだけとかだったなあ。

たぶん秋から冬にかけてやってたからジャパンカップとか有馬記念は見たような気がします。皐月賞は見てないかもしれません。

当時はまだ競馬は男のギャンブルてな感じだったので、けっこう殺伐とした雰囲気だったと思います。今はちがうかな。馬券を買ったことがないので、そのバイト以来、競馬場に足を運んだことがないのです。

中継を見ててなんか懐かしくなりました。

ユーチューブ

夜、帰宅すると晩酌をするのが日課です。そして晩酌のお供にタブレットでユーチューブを見ます。

むかしの歌謡曲なんかをよく聴きます。さいきんだと山口百恵さんなんかいいですねえ。子どものころはどっちかというと桜田淳子派だったのですが、年をとってきたら百恵さんの良さがわかるようになりました。「夜のヒットスタジオ」とかで歌ってるのを見てます。20歳そこそこなのにあの堂々とした雰囲気はどうでしょう。酔っ払った脳に歌声がしみ入ります。

宇崎竜童さんと阿木耀子のコンビによる楽曲もいいんですよねえ。

なんなんだろうな。ああいった流行歌の歌い手はもう出ないんじゃないか。すっぱり引退しちゃったから余計に「伝説の人」になっているんですよね。

前も書きましたが、今は世の中全体が共感できる楽曲や歌い手がもうほとんど存在してないんですよね。音楽好きのひとりとしては、なんかさびしいことです。

サラリーマン

わたしの自宅の割と近くに赴任していた大学時代の友達が4月に東京にもどりました。

年があけてから「異動がありそう」とのことでわたしも気にしていました。3月の初めに内示があると聞いていたので、メールをしたのですが、ながく返事がありませんでした。もういちどメールをするとほどなく返事がきました。

友達は役員に一歩手前の管理職だったのですが、管理職を解かれて東京にもどるとのことで、メールを読むだけでも落胆した様子が受け取れました。給料も大幅に下がり、定年までの数年は平社員として過ごすことになる、とありました。

「サラリーマンとして人生終わった」みたいなことが書いてあり、わたしはどうやってこたえたらいいかわかりませんでした。励ますのもなんか違うような気がしたし、「また会おう」とぐらいしか返事できませんでした。

わたしも出世してるとは決して言えませんが、役職を外されて給料が大幅にダウンするというような経験はいまのところありません。そうなったらどうするんだろうなと想像してみると、やっぱりたいへんなことだとサラリーマンのひとりとして思います。そんな状況になったとき、周囲からどう声をかけられたいかというと、あんまり触れてほしくないのかもしれません。

「送別会をやろう」とメールしておいたのですが、結局、実現しませんでした。友達も胸の内を語りたくなかったのかもしれません。

進学とか就職もあるけど、春は残酷な季節でもあるんだと胸が痛みました。

ライフログ

わたしは毎朝起きるとまず体重をはかります。そしてカレンダーに記入します。20年近く前、体重が80キロくらいまでに増え、「これではいかん」と思ってダイエットをはじめました。とうぜんのことながら体重をはからないとダイエットの成果がでているかがわかりませんから、記入しはじめたのです。

記録をみると数年前には70キロ近くまで減ったこともあります。いまはまたリバウンドがきて、ダイエットの契機となった体重に近づいています。おなかも出てきてズボンが苦しいです。またがんばらないと。

ダイエットに関連して、1日3食になにを食べたかもここ1年くらい記録しています。ほんとうは摂取カロリーも記録するといいのですが、そこまで手が回りません。いつ外食したかなどが簡単にわかります。

あと、すこし楽器をやっているので、いつどのような練習をしたかもノートに書いています。読み返してまた復習したりするわけです。

買い物のレシートもわりとマメに残しています。いつ何を買ったかというのはけっこうすぐに思い出せないものですが、レシートを残しておくとすぐにわかります。さいきんでいうと、クルマのジャッキを買ったりしました。レシートは製品保証を受ける際にも重要なので保存しています。

あとは、仕事の会議の記録なんかも残しているけど、ほとんど見返すことはないですねえ。

それと、日々の勤務時間もパソコンに残しているかな。もし過労死したら、遺族にこれをもって労基署に行ってもらいたいと思ってます。あ、そんなに働いてないか(笑)

むかしは市販の「5年日記」に書いていましたが、めんどうなのでやめました。

システム手帳のスケジュール表はここ10数年残してます。これも簡単ですがアーカイブになっています。