ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

そこまでいうか

先日、京都市営地下鉄のある駅でこんな広告を見ました。
建て売り住宅の広告で「宝ケ池 山手街」とありました。
宝ケ池かあ。たしかに山に囲まれているけどねえ。
東京のイメージに置き換えて高級感を出そうと思ってるんだろうなあ。販売業者はこういう置き換えがアピールすると思ってるのかもしれないけど、どうなのかなあ。
そもそも京都人はこういう表現が嫌いでしょう。「なんで東京に置き換えて言われないとあかんのか」と。「こっちが首都の先輩やんか」と。
そういうことに業者は気づいてるのかなあ。もしかして東京資本の業者なのかなあ。いろいろ考えてしまいます。
でも、最近は京都も人口移動が激しくなってるから、もしかしてこういう表現も受け入れられやすくなっているのかもしれません。それなら京都の田園調布はどこなのか。代官山は、白金台は。
結局、言ったもん勝ちなのか。言い続けていれば、案外、定着するのかもしれませんね。