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ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

中川先生、それからどうした 京都市交通局退場問題

京都市交通局に退場勧告を出しながら(過去エントリー 前代未聞 京都市交通局に退場勧告)、結局自ら審議会を退場(中川先生の捲土重来を祈る 京都市交通局退場問題)する道を選んでしまった京大の中川先生ですが、健在でした。というかがんばっておられます。

京都大と京都まちづくり交通研究所は、バスと鉄道で京都市内の観光地や駅の間を1番早く移動できる経路をインターネットと携帯電話で検索するシステムを開発し、29日から公開した。
冊子で発行していた「京都・観光めぐり時刻表」のウェブ版・携帯版として開発した。
修学旅行生や観光客の移動が多い京都駅、金閣寺など16カ所間の交通手段を、出発時間や「京都観光1日乗車券」の利用有無などの条件で検索できる。例えば、京都駅から大原の検索では、ある時間帯にバスと地下鉄の併用が、バスだけより早いかどうか分かる。
バスの時刻表を組み込んだ検索システムを作るのは、経路や停留所が多く路線が複雑で難しかったが、遠回りの経路を避けるなどの工夫で検索できるようにした。
開発した京大工学研究科の中川大教授は「修学旅行の計画作りにも役立ててほしい」と話している。携帯版は利用料が必要。詳細は京都まちづくり交通研究所のホームページ。

京の観光地 最速経路 ネットと携帯検索 京大などシステム開発(京都新聞)

中川先生の専門の交通政策もしくは交通工学なんて学問は本来、現実の市民生活に応用してナンボでしょう。
そもそも交通政策の第一義的な担い手は行政です。交通政策に占める公的セクターの割合というのは当然大きくなります。だから中川先生は自分の理論を実現すべく京都市の審議会の委員をされていたのだと思います。
公的セクターの占める割合が大きいのはたしかですが、公的セクターだけがすべてをつかさどっているかというと、そういうわけでもないでしょう。民間ベースでの取り組みも少なからず考えられるはずです。
中川先生は今後、民間ベースの方で活躍されていこうとしているのではないでしょうか。民間ベースでできることをやっていけばいいのではないか、と考えておられるのではないかと察します。
結論めいたものをいうわけではありませんが、それはそれでいいのではないかと思います。

「京都・観光地めぐり時刻表web版」 システム開発と運用開始(京大)京都まちづくり交通研究所

追記 20090606
まあこの研究じたいは前から取り組んでいて、審議会をやめたからやりはじめたというものでもないでしょうが。