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ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

中川先生、最後の一撃 京都市交通局退場問題

過去エントリー前代未聞 京都市交通局に退場勧告の続きです。
退場勧告があった第6回公共交通ネットワーク検討部会(2009年3月13日)の議事録がようやく公開されました。
http://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000063458.html
うーん、全容に迫っているとはとても言えません。
冒頭の中川先生の退場勧告は全面削除されています。
その割には、

(部会長)
退場していただいたからといって,市民や観光客や他の交通社局の皆様にご迷惑をかけることは一切ないし,絶対すべきではない。我々もそのように努力するし,それを念頭に勧告させて頂いている。

との発言があり、この議事録だけ読むと、突然退場云々が出てきてなんのことだかさっぱりわからない面もあります。
この問題は結局、中川先生自らが審議会を退場してしまったことは過去に触れたとおりです。
過去エントリー 中川先生の捲土重来を祈る 京都市交通局退場問題
議事録で気になった点を列挙します。

(部会長)
大変前向きに発表をいただき,ありがとうございました。本日は,これまでの各社局の取組や部会長ヒアリングを踏まえて,バス,鉄道それぞれで,我々から見て積極的に取り組もうとされていると感じられた順番に発表頂いた。ただそれは現時点での順番であるので今後変わっていくなかで,そういう順番をつける必要はなくなると思う。

当日の各事業者の発表は執行部側からみてよくできている順番になっていたということがわかります。これはなかなかいいアイデアだと思いますが、事業者側からみたらキツい話です。中川先生の意欲の表れなんでしょうが、こういったところで先生と事業者の溝が深まっていったのかなという気もします。

(事務局)
来週,社局への部会長ヒアリングを経て,年度内に第7回部会の開催を予定している。

当初、事務局は3月中に次回会合を予定していたことがこれでわかります。しかし、事業者が反発してめどはたたなくなってしまいました。
前に書いたエントリーで触れた日経の記事を再掲します。

ネットにはないですが、4月4日の日経に『「歩くまち」議論暗礁』という記事が出ています。「京大教授が交通局の運営能力を厳しく批判したことが同局や参加企業の反発を招き、意見取りまとめが難航している」と書かれています。次回会合は「当面開けそうにない」(市幹部)ということで、「門川市長の悩みの種となりそうだ」とのことらしいです。

審議会VS審議会「仁義なき戦い」 地下鉄有識者会議
地下鉄有識者会議も巻き込んで交通局・事業者連合が攻勢を強め、中川氏は結果として辞任せざるをえなかったという経過の一端がわかるような気がします。