イメージ的
風呂での小2の三男との会話です。
私 三男が大きくなってこどもが生まれたらどんなこどもなんだろうね。
三男 うーん、イメージ的には男の子ならやんちゃ。女の子ならかわいい、かな。
「イメージ的」ときたか。わたしが小2のときはそんな言葉遣いはできなかったなあ。
まあ世の中にあるカタカナことばも、わたしが幼かったころにくらべたら格段にふえているから、そういうことばに接する機会も多いんだとは思います。
しらないうちにこどもって成長するもんなんですね。
ごみょうさん
死んだばあちゃんがむかしよく「ごみょうさんにしてください(正確に言うと「しとくない」ですが)」と言ってました。
ばあちゃんは「結構です」「遠慮します」「お気遣いなく」という意味で使ってました。ばあちゃんは明治生まれで、ばあちゃんと同年配の人以外はあんまり使ってなかったと思います。
使うシチュエーションから上記のような意味だということは子どもながらわかっていました。方言のひとつだと思っていました。
そして時は過ぎ、昭和ひとけた生まれの母親はたまに使うような気はしますが、周囲で「ごみょうさん」を聞くことはほとんどなくなりました。
で、「ごみょうさん」って、使い方はわかるけど、語源はなんなんだろうなとふと思って考えてみました。
おそらく「ご無用さん」なのではないでしょうか。「心配ご無用」の「無用」です。それがなまって「ごみょうさん」に変化したのかなと。
そう考えると、方言というより、本来あることばが変化してできた言い方なのかなと思ったりします。
そういうことばってじつはたくさんあるような気がします。まあだんだん使われなくなっていってるんでしょうけど。
供託金
選挙で供託金というのがありますよね。立候補の乱立を防ぐため、事前にお金を出させて、一定の票数がとれなければ当局が没収するやつです。
選挙権が18歳以上に引き下げられて、被選挙権も下げようじゃないかという議論もあるわけですが、供託金制度があると、若者が立候補しにくいとおもうんです。
で、供託金制度にかわる仕組みを考えてみました。
やっぱり当局にお金を供託する仕組みは維持するんですが、同時に得票の見積もりを立候補予定者に出させてはいかがでしょう。その見積もりの何割かを得票できれば供託金は没収しないようにするんです。それでもって、得票見積もりが当選ラインに比べて著しく低い場合は立候補自体を認めないようにしてはいかがでしょう。認めなければ立候補しないわけですから供託金は発生しません。
これで少しは立候補の敷居がひくくならないでしょうか。
現行制度とあんまりかわりばえしないかな。どうでしょうか。
AKBとトランプ大統領
現在はピン(1人)で活躍できるアイドルがほとんど見当たらない。活躍しているアイドルはジャニーズなんかをみてもほとんどグループである。
1人ではアピールが弱いのだろう。キャラが強力な個性が不在だと言ってもいい。
この「アイドルのグループ化」は、メンバーの数が多いほど効果が大きいという一面があるようだ。その効果を最大限に追求したのが、いうまでもなくAKBとその派生グループだと言えよう。
1人1人の個性が弱いとしてもあれだけの数がいればファンからするともしかしたら1人くらいはお気に入りが見つかるかもしれない。売る側からするとうまく考えられた仕組みである。
また、グループ内のメンバーからすると、本人のキャラが弱いとしてもAKBの看板が補ってくれるという効用がある。メンバーはAKBという囲いの中に入ることで、ピンでいるより知名度を上げることができる。
こういう構図って、(ちょっとこじつけだけど)トランプさんが進めている保護主義とか米国第一主義となんか似通ってないかと思う。
トランプさんはアメリカの内側にいる人や、アメリカに迎合する企業はウェルカムだが、異を唱える人には厳しい。結果、どうなるか。「じゃあ、トランプさんの懐に入ったほうがラクだろ」ということで、一部の自動車メーカーなんかはトランプさんの意に沿った発言をするようになっている。AKBを目指す女の子たちのようなものではないか。
米国は依然として世界の超大国なわけで、強者としてそういう戦略はもちろんアリなんだろうが、時計が逆戻りしているような気がしないでもない。
AKBの手法がいつまでも続くとは考えにくい。同様に、トランプさんもいろいろと考え直す時期がいずれくるのではないかと思う。知らんけど。