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ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

職員も考えてみました 地下鉄増収・増客

巨額赤字を抱える京都市の地下鉄をなんとかしようと市職員が増収策を打ち出しました。過去エントリー 「京都×地下鉄増収&スタジアム」大作戦で触れた「地下鉄増収・増客対策チーム」です。

地下鉄でデートしてみませんか−。京都市営地下鉄の経営改善策を検討している「地下鉄増収・増客対策チーム」が、地下鉄を利用した「婚活(結婚活動)」支援や「マイカー自粛デー」の設定などユニークな16の提案を盛り込んだ活動報告書を作成した。いずれも赤字解消策だが、実現はこれから。当たれば増収につながるだけに、チームを再編し、さらに企画を練っていく。
対策チームは昨年9月、市職員有志37人で発足。赤字経営が続く地下鉄の増収・増客に向けた具体策を検討してきた。
その一つが、「地下鉄出会い支援センター」(仮称)の設置。市役所内に設置するセンターがイベント企画会社や飲食店などと連携し、地下鉄沿線で出会いの場を設けるほか、地下鉄を利用したデートコースを推奨する。北山の洋菓子店巡りや山科の歴史散策などを想定している。「地下鉄が出会いの場として認められれば、増客につながる」として実現を目指す。
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事務局の市政策企画室担当者は「若い男女が出会いを求める『婚活』ブームに乗って結婚を増やし、子どもを増やすことで、将来的に乗客増につなげたい」と力を込める。

地下鉄増客へ ユニークな16提案 京都市・来年度にも“実行”(京都新聞)
地下鉄の赤字は、こういう増収策でなんとかなる次元ではないと思いますし(過去エントリー イケてるのか 京都市営地下鉄経営健全化計画案(骨子))、国に支援を求めようとするときに、京都市として「ここまでやった」いうレベルまで到達しているのかという疑問はありますが(過去エントリー キャラ全開 山崎副市長)、まあがんばっていただきたいと念じるところです。
記事の最後の「若い男女が出会いを求める『婚活』ブームに乗って結婚を増やし、子どもを増やすことで、将来的に乗客増につなげたい」というのは、話のオチとしてはよくできています。でも、こんなところで笑いをとってもねえ。若手職員の一層の奮起を望みます。
京都市の発表資料をみてみると、他にもなかなか面白いものがあります。
「地下鉄竹田駅におけるパークアンドライド計画」というのは、竹田駅に着目したという点では私の「京都×地下鉄増収&スタジアム」大作戦」と似ているかと思います。
御池駅の「シンデレラクロス計画」も面白いですね。ただ、これはストレートな増収策ではなく、利便性向上策だと思います。増収のための方策のひとつとして利便性向上があるとは思いますが、利便性が向上したから必ず増収が達成できるかというとなかなか難しい部分もあろうかと考えます。
現状、京都市の地下鉄施策というのは多方面で議論されているようです。
ひとつは、京都市バス・地下鉄事業経営健全化有識者会議があります。ここでは、財政問題を中心に赤字解消策を考えているようです。
過去エントリー キャラ全開 山崎副市長
また、利便性向上という点では、「歩くまち・京都」総合交通戦略策定審議会というのもあります。
過去エントリー 前代未聞 京都市交通局に退場勧告 最初から本気だった 京都市交通局退場問題
両者とも門川市長が大好きな「共汗」の市民参加型審議会です。その中で職員による「地下鉄増収・増客対策チーム」の位置付けというのは、「及ばずながら我々職員も汗をかいて考えてみました」というものなのかなあ、という気がします。もちろん、やらないよりはやっていただいた方がいいです。
上記の3者については、テーマの切り分けをはっきりさせたほうが市民にとってわかりやすいかもしれません。
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