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ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

屋上屋? 京都市職員の「チーム京都力」

京都市の大好きな庁内横断チームがまたできるようです。

市政課題研究・実践チーム「チーム京都力」の設置について
〜チャレンジスピリットあふれる職員が徹底したプラス思考で取り組みます!〜
 この度,市政課題である「地下鉄の利用増進」及び「歩くまち・京都の実現」をテーマとして,庁内横断的に研究・実践するため,公募職員で構成する2つのプロジェクトチームを設置し,発令式及び第1回チーム会議を開催します。
1 プロジェクトチームについて
(1)東西線「乗っておくれやす!」プロジェクトチーム(13名)
交通局が実施する「東西線における旅客動向の調査・分析業務」と連携して,各駅における需要増減の分析,駅周辺の施設立地調査,地下鉄利用者のアンケート調査等の結果を分析し,利用者,駅周辺の事業者及び沿線でのイベント参加者への聞き取り調査など様々な実践活動を通じて,地下鉄の活用促進につなげる戦略的な方策を研究します。
(2)都心部における「人が主役の歩いて楽しいまちづくり」プロジェクトチーム(13名)
 都心部の細街路を生活道路とする地域住民や事業者の皆様とともにワークショップを開催し,「家の前の道」のあり方を考え,細街路の通過交通の抑制など,地域課題の解決に向けた具体的な取組を研究・実践することにより,「人が主役」の「歩いて楽しいまち」の実現を目指します。
http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000067113.html

地下鉄の利用促進については、市職員有志による「地下鉄増収・増客対策チーム」というのがあり、増収策を出したはずです。
(過去エントリー)
職員も考えてみました 地下鉄増収・増客「京都×地下鉄増収&スタジアム」大作戦
本来は、まず同チームの作成した対策を実行に移すのが先ではないでしょうか。
というより、順番からいうと今回の東西線「乗っておくれやす!」プロジェクトチームのような基礎分析をもともと先にやるべきだったというのが正しいのかもしれません。「地下鉄増収・増客対策チーム」はやったけれど、遅まきながら基礎研究の必要性に気づいて今回のプロジェクトチームを発足させることになったのかもしれません。
同様に「歩くまち・京都の実現」も屋上屋なのではないかという気がします。
「歩くまち・京都」総合交通戦略策定審議会は中間とりまとめの最中なのですから、活動継続中です。
(過去エントリー)
『歩くまち・京都』総合交通戦略に関する一考察
そうであるなら、このテーマも審議会に検討してもらったらいいのではないでしょうか。審議会には学識者や市民も参加しているわけですし、そういった委員を差し置いて同じようなテーマを職員にやらせるというのはどうなんでしょうか。
以下、邪推。
広報文にある「チャレンジスピリットあふれる職員が徹底したプラス思考で取り組みます!」をみて思うのですが、この手のプロジェクトは「不祥事もあったけど、職員もこうやってがんばってやってますよ」といった市民向けアピールの色彩が強いのではないかという気がします。必ず成果をあげるというより、あくまで「チャレンジ」が第一義ということなのでしょう。
もう1点。ポイントは公募制だということです。どの職員が手をあげて参加するかを幹部はみているのではないでしょうか。場合によっては人事考課に使われているのかもしれません。これはあくまで想像です。
公募職員のチームというのは一般論としてはいいことだと思います。ただ、職員も考えてみました 地下鉄増収・増客でも書きましたが、京都市の場合は同じようなテーマで審議会や職員プロジェクトが乱立していて市民からするとなにがなんだかよくわかりません。この辺の交通整理をお願いしたいところです。
(過去エントリー)
審議会調整監ポストを 京都市交通局退場問題(半分ギャグですが)
追伸。「プラス思考」も「門川語」のひとつですね。これはあらためて触れたいと思います。