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ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

わしらに先に言え 京都会館命名権続き

ロームの命名権問題の続きです。この人たちがこう怒るのは、まあお約束ということで。

京都会館命名権、ロームに 公募せず売却、市会委紛糾(2月8日、京都新聞)
京都市が京都会館左京区)の命名権を半導体メーカー・ローム(本社・右京区)に約50億円で売却することをめぐり、8日開かれた市議会くらし環境委員会が紛糾した。市が売却先を公募しなかったことなどに、市議から「経緯が不透明」「秘密交渉だ」との批判が相次いだ。
市が計画する会館の全面改修には約90億円が必要で、7日にロームへの命名権売却を発表した。市は命名権について「公平性を損なわないようすべき」と要領で定めており、西京極野球場(現わかさスタジアム京都)や市体育館(募集中)では公募している。
委員会では民間資金の活用に賛同する声は多かったが、富喜久夫市議(自民党)は「会館は市民の財産。一部の市幹部の勝手にしてはならない」と事前説明がなかったことを厳しく指摘。西野佐知子市議(共産党)や津田早苗市議(公明党)も「議会軽視だ」と批判した。委員長の鈴木正穂市議(民主・都みらい)も「年間1億円、期間50年が妥当なのか」と述べ、2月定例会でも議論する考えを示した。
市は高額な上、音楽活動への支援に力を入れるローム以外の企業が購入する可能性が低かったことなどを挙げ、山岸吉和文化市民局長が「極めて異例だが、財源を確保したいとの強い思いがあり、秘密にせざるを得なかった」と理解を求めた。
命名権地方自治法上の財産処分に当たらず、議会の議決は必要がない。

ひとつは、入札にしたらよかったのではという話です。もしかしたらもっと高く売れたかもしれない、という話なんでしょう。
でも逆に、入札だと応札ゼロの可能性もあります。事業費90億円のうちロームの命名権料が50億円を占めることを考えると、応札がなかったら事業そのものがぽしゃることになるでしょう。
そう考えると、京都市からすればロームに買ってもらわないと事業が進まないわけで、必ずしも立場は強くない。交渉の中である程度のダンピングもあったのかな、と想像できます。よくわかりませんが。
どこかの会社が「うちなら80億で買う」とかいまから言い出せば思いっきりややこしい話になって、それはそれで面白いことになるかと思うんですが。まあないでしょうけど。
もう一点。ロームの株主総会もそれなりにもめるんじゃないでしょうか。「そんなカネがあるなら配当するか、せめて投資や研究開発に使えよ」という声が株主から出てもおかしくないんじゃないでしょうか。
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