ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

社内年金

日本の企業って、年功賃金が多いですよね。私が勤めている会社もそうです。

それで、年功賃金について考えていて、ふと思ったのは「年功賃金は社内年金みたいなものなんじゃないか」ということです。

年金というのは、働かなくなった高齢者の生活費を、働いている年代が負担しましょう、そしてそれを年代的に順送りにしていきましょう、という制度ですね。

年功賃金も似ている気がします。

若いときは頑張って働いてもあまり給料をもらえません。それが、年齢が上がってくると、若いころに比べて仕事が楽な割には給料がたくさんもらえます(もちろん管理職になって責任が重くなったり、反対に窓際に追いやられてやりがいがなくなったりなどと実際にはいろいろたいへんなことも多いわけですが)。

個人からみると、若い頃に頑張ってももらえなかった分が、高齢になってからもらえるようになったと考えることができないでしょうか。また、組織全体で考えると、若い人たちが高年齢の社員のもらう分のいくらかを負担しているとみることもできます。

このあたりが年功賃金が年金と似ているのではないかということです。

そうすると、年齢が高くなったというのは「回収期」を迎えたということになり、この時期に辞めたりするのは経済的にみて非常に損な行動だということになります。

まあ、50代になってから転職するというのも、よほどのスキルがなかったら実際難しいでしょうしねえ。

私も、いろいろと考えるところがあるわけです(笑)。

梅酒 その2

自宅の庭に梅ができるので、毎年、梅酒をつくります。今年も先日つくりました。

作ってておもしろいことに気付きました。

氷砂糖の量をどのくらいにするか考えていました。多ければ甘くなるし、少なければそんなに甘くなりません。

それでどのくらいが適当かということに関して、焼酎と氷砂糖のパッケージにそれぞれレシピが載っているのですが、微妙に(というか相当)記述が違っているのです。

梅1キロに対して焼酎1升。これは焼酎も氷砂糖も同じです。

問題は氷砂糖の量です。焼酎のパッケージでは200~400グラムとなっているのに対し、氷砂糖の記述は1キロとなっています。

えらい違いです。

氷砂糖の会社にしたら消費が増えるように多めの量を記述しているのでしょうが、これはいくらなんでもあんまりでしょう。

前につくったときに氷砂糖1キロでは甘すぎたように思ったのは、こういうことだったのですね。今回は500グラムくらいにしておきました。

甘さ控え目の梅酒ができあがるのがたのしみです。

データ通信

あるデータ通信の無線端末を契約しました。自宅の有線のネット回線を無線化できないかと考えたのです。

通信会社のホームページをみてみると、田舎だとはいえ、自宅のあたりもサービス範囲になっています。

申し込んで数日後、宅配便で端末の機械がきました。マニュアルの通りに設定を進めていきました。

ですが、どうしてもネットにつながりません。夕方から始めて夜中になってしまいました。こういうときはつながらないとなんか気分悪くて寝られないものですが、あきらめて寝ました。

翌朝、ふと思いつきました。「そもそも電波が来てないのではないか」。端末の画面表示をマニュアルであらためて確かめるとそのとおりでした。

朝からクルマに乗って電波が拾えるところをさがし回りました。その結果、自宅から北と南に数百メートルいったところにそれぞれ拾えるところがみつかりました。

「自宅で使えないなら意味ないじゃん」と激しく落胆しました。解約も考えましたが、これがまたうまくできていて解約料がべらぼうに高い。

まあタブレットもついたお得なセットだったということもあるので、勉強と思って使い続けることにしました。仕方ないからバイクで電波が拾える地点まで移動してネットにつないでいます。自分でも「バカじゃないの」と思いながら。

 

チームしが

たまには時事ネタでも。

まえにこんなエントリーを書きました。

http://m160.hatenablog.com/entry/20090228/1235772670

京都人は「オール京都」がお好き

これと似たような話です。

今度、地元の知事選があって、引退する現職の後継含みの民主系候補と自民系候補らが立候補を予定しています。このうち民主系候補の支援母体の名前が「チームしが」という名前らしいです。

選挙というものはいろんな主義主張の人が複数出て、その中からいちばんふさわしい人を選びましょう、という制度のはずです。

そういった選挙で、特定の候補の支持母体が、選挙が行われる範囲の行政区の名前をそのまま付けているというのが、なんか違和感があるんです。

せめて「対話を進めるしがの会」とか「草花もえるチームしが」とかにしてもらえませんかねえ。

滋賀県民が一丸となって応援してるようなイメージがあるんですけど。これでその候補が落ちたらちょっとカッコわるくないかなと。そんなことを思ったりします。

要するにセンスがないネーミングなのではないかと思います。

選挙が始まってからこういうエントリーを書いていると公選法違反とか言われかねないので、早めに書きました。

パソコン

ノートパソコンが買って2年でオシャカになりました。

ハードディスクが動かなくなったのです。

「中国製だからダメだったのかな」「子どもが手荒にあつかったのが良くなかったのかな」などと考えていたのですが、パソコンに詳しい人に聞くと「単なる寿命です」とのこと。正常に使っていてもダメになるときはダメになるそうです。

3万2千円くらいで買いましたが、結局、「安物買いのナントカ」になってしまったわけです。

データの復元はほとんど無理。ハードディスクを交換するしかなさそうです。データのバックアップもとってなかったので、すっぱり諦めるしかありません。

パソコンは耐久消費財ではなく、消耗品だということをあらためて思い知りました。

梅酒

梅酒の仕込みの季節を迎えました。

わが家は、梅酒をつけるガラス瓶の数が限られています。ところが昨年に仕込んだ梅酒がまだだいぶ残っています。

これでも春先からけっこう飲みました。晩酌は缶ビールを1本飲んだあとは、梅酒のロックです。

今飲んでいるのはブランデーで漬けた梅酒です。アルコール度数が焼酎より高いのでこれがききます。

家飲みなのに翌朝は二日酔い。これはこれでけっこうつらいです。

AKB

ちょっと前になりますが、長男の小学校卒業式に出席してびっくりしました。

女の子がみんな同じ格好をしているのです。

長男の学校は制服があります。紺色のえり無しの制服です。

卒業式だからまあ制服は着ているとして、胸には大きなリボン、スカートはチェック柄のミニスカート。ハイソックスをはいています。

女子全員がAKBなのです。

テレビの影響って大きいんだな、とあらためて思いました。と同時に、AKBが世の中を席巻しているのも当然だな、と感じました。

ちなみにおじさんはPerfumeが好きです。関係ないか。