ぼちぼち そこそこ

脱力と諦観でつづるおっさんの日常

電子マネーにやられたっ

やられた相手は正確にいうと電子マネー引き去りの操作で二重払いをした某コンビニのアルバイトです。

現金がなくても買い物ができる前払い式電子マネーを巡り、大手5社が発行する電子マネーを小売店や飲食店などで支払いに使った際、代金が二重に引き落とされるミスが相次いでいる。各社は「店側の誤操作が原因」としてこれまで公表していない。客側からの申し出がなければ返金しないとする企業も多いため、表面化しているミスは氷山の一角と見られる。急増する電子マネーはすでに9000万枚を超えており、各社も対応を迫られそうだ。
いずれも、集積回路(IC)チップが組み込まれたカードや携帯電話に事前に“入金”し、買い物の際に端末にかざして支払う仕組み。読み取りが不十分だった場合にはブザーが鳴り、客は再度カードをかざすことで手続きが完了する。
ところが、操作に不慣れな店員が、ブザーが鳴った後に端末の電源を切ったり、別の端末を使ったりして、再度カードをかざすよう求めた場合、代金が二重に引き落とされてしまう。

電子マネー二重引き落とし続出(読売新聞)

まったくこの通りの体験を先日しました。

105円のジュースを買ってお財布ケータイを出したんです。そうしたらなぜかレジには二倍の210円の表示が出ているんです。

新聞に出ていたアレだなと思いました。

アルバイトの女性に「おかしいのではないか」と指摘すると、向こうも気がついたらしく、返金の手続きをしてきました。

しかしもともといくら引き去られたかはっきりしないわけです。なので女性に「最初のレシートを見せて」と要求しました。レシートをみると210円とあったので、105円の返金でつじつまが合っていると納得できました。

こういう点ではお金を出してお釣りをもらうという行為は、こっちが出した額と店側が渡したお釣りの差し引きからその取り引きが正常だったかどうか確認することができて便利です。プリミティブですが、確実ではあります。

それに比べて電子マネーは用心してないといくら引き去られたかわからなくなってしまうので注意が必要です。これはクレジット決済にもいえることかもしれません。

教訓としては、電子マネーを使うときは面倒でもかならずレシートをもらって引き去り金額を確認したほうがいいということでしょうか。

まあ、こうやって新聞に出てる現象なのですから、コンビニ側ももうすこし従業員教育もしてほしいところです。