「緑がいい」 梅田北ヤード

日経のＨＰに元記事があるんですが、なぜかコピペできん。要旨でご勘弁ください。

関経連会長は13日の会見で梅田北ヤード２期工事について「緑にするのが一番いい」と述べた。「（スタジアムより）森をつくるべき」とする橋下知事の意向に理解を示した。一方で「経済的に可能か検討する必要あり」とも述べた。（12月14日、日経）

Ｗ杯招致も失敗に終わり、大阪駅北側の再開発をどうするかが面白いことになっています。平松市長は「スタジアムを作ってＷ杯を」と言っていたんですが、招致がなくなったわけです。
大阪の超一等地なので普通に考えたらなにかビルを建てたらと思うんですが、経済界から「緑に」という声が出ているところがおもしろい。まあ景気も悪いしとりあえず緑にしておこうというあたりかもしれません。
話はちょっととびますが、欧州に行くと駅の前が公園という都市もけっこう多いような気がします。対して日本ではそういうところはあまり思い浮かびません。
駅前というのはいちばん経済的に値打ちが高い場所なわけで、日本なら「有効活用を」との声が大きいだろうと思います。
欧州だとそういう値打ちの高い場所が市民の憩いの場になるということでしょうか。価値観の違いなのでしょうか。
そういう意味では「梅田に森」というのは検討に値するのかもしれません。