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星野さん、ご開業

嵐山で旅館の嵐峡館を改修した星野リゾートの「星のや 京都」が12月12日にオープンするらしいです。

星野リゾート(長野県軽井沢町)は、京都・嵐山で買収した老舗旅館「嵐山温泉・嵐峡館」(京都市西京区)の本館を改装し、高級旅館「星のや京都」を12月12日に開業する。客室を広げて内装の高級感を高め、1泊5万5000円−15万6000円の富裕層向け和風リゾート施設として再生する。
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星野リゾートは、外観をほぼそのままに、全室が川に面した好立地を生かして客室を全面改装する。部屋数を31室から25室に減らして1室当たりの面積を広げる。音楽や映画を楽しめる書斎などを備えた2−4人部屋(広さ約120平方メートル)やツイン(約35平方メートル)などがある。投資額は25億円。

“嵐峡館”高級和風旅館に改装 星野リゾート12月開業へ(京都新聞)
HPも開設されています。
http://kyoto.hoshinoya.com/
ひとつ疑問なのは、開業時期です。もう2、3週間早くすれば紅葉の時期に間に合うのにな、と思います。おそらくわざと時期を外した意図があるのでしょう。混雑を避けるためか、宣伝効果を高めるためあたりかな、と考えます。
前者はいわずもがな、です。後者は、おそらく以下のようなことかと推察します。
なんといっても京都ブームですから、紅葉の時期に合わせてテレビ番組や雑誌の特集がたくさん組まれます。その中のひとこまで「今度、星野リゾートも進出するよ」と紹介してもらおうということなのかな。パブリシティー戦略の一環なのではないかということです。
雑誌はともかく、テレビは紅葉期に放送しますから、その中で「近く開業します」と紹介するためには、開業は紅葉期のあとでなければならないということでしょう。あくまで私の思い込みであって、確証はありませんが。
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